鳩山・小沢の二重権力のどこが悪いのか
2010.01.16 |Category …政治
国民はもうウンザリではないか。 大体、鳩山と小沢では政治キャリアも実力も違う。細川政権時代に官房副長官だった鳩山はしょっちゅう、小沢に怒鳴られていたのである。
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鳩山・小沢の二重権力のどこが悪いのかを読んだ時点でゲンダイネットってわかった。
ゲンダイネットも「○○が悪いというのなら、~~はどうなのだ」という論調が基本だよね。そんで誰かの気持ちを勝手に代弁する辺りの類似性を見ると、ああ、やっぱりあいつらあの国にゆかりのある人種なんだなあ……と。
何もかもひどすぎる。
あ、あと脱字見つけたわ。
それは国民のためにはならない。
正しくは
それは(韓)国民のためにはならない。
な。
まあ毎度のことだが。
以下、全文。
2010年01月16日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
国民はもうウンザリではないか。
大体、鳩山と小沢では政治キャリアも実力も違う。細川政権時代に官房副長官だった鳩山はしょっちゅう、小沢に怒鳴られていたのである。小沢は自民党の最年少幹事長になっただけでなく、議運委員長、閣僚も経験している。党、国会、内閣とすべてを知り尽くしている政治家だ。
そうであれば、小沢が実質的に民主党政権を動かすのは当たり前のことだ。国民だって百も承知で、それを二重権力だと騒ぎ立てるメディアの方がおかしいのだ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏もこう言う。
「民主党政権は内閣は鳩山首相、党は小沢幹事長と役割分担をしています。そのうえで、政府与党一体化を掲げているのですから、何が問題なのでしょうか。小沢氏が選挙の洗礼も受けないフィクサーであれば、二重権力は問題ですが、選挙を勝ち抜いた国会議員で、公党の幹事長として毎週記者会見もする。これを闇支配というのであれば、自民党政権下の森元首相はなんだったのか。役職もないのに節目節目で官邸に行き、人事にまで口出ししてきたのに、メディアは問題にしなかった。小沢氏だけを問題にするのは、政局の分析記事でも何でもなくて、単に好き嫌いで書いているとしか思えません」
●ますます冴える小沢幹事長の剛腕ぶり
小沢が嫌いなメディアはちっとも書かないが、小沢の政治家としての実力は最近、ますます、磨きがかかっているように見える。
先の衆院選では段階的に公認を出し、選挙運動に熱心でない候補者を震え上がらせ、大量の小沢チルドレンを当選させたあとは、党内最大派閥をバックに党内政治を仕切っている。さらに、陳情一元化で幹事長室に権力を集中させ、次々に企業、団体を民主党になびかせている。
「驚いたのが、次の参院選で2人区に平然と2人を立てる方針であることです。1人は連合の組織候補、もう1人は風を受けられる大衆受けの候補者。両者が競い合い、2人とも当選させるのが狙いですが、こんなことは自民党は考えもしないでしょう。共倒れを恐れる候補者が納得しないし、それを抑え込むほどの実力者もいない。しかし、小沢氏は平気でそれをやるわけです。小沢氏は自民党を完全消滅させる狙いで、すでに来年の統一地方選も視野に入れている。衆参の選挙に続いて、地方選挙でも惨敗すれば、自民党は壊滅です。小沢氏のすごいところは、徹底してやること。絶対に妥協をせずにやりぬくこと。他の政治家とは大人と子供ほどの差があります」(政治ジャーナリスト・野上忠興氏)
裏を返せば、小沢がいなくなれば、民主党はフツーの政党に戻ってしまう。だからこそ、検察もメディアも小沢叩きに血道を上げるのだが、それは国民のためにはならない。権力の完全掌握を狙う小沢は、数の力をバックに国会、選挙制度改革を断行し、真の政治主導=国民主導を根付かせようとしている。2大政党制になっても官僚支配がそのままでは、どんな政権になっても官僚の手のひらの上で踊らされるだけだからだ。
高度成長期ならいざ知らず、経済的に行き詰まっている日本で談合政治はもう通じない。ここは小沢の剛腕にかけて、日本を根本から変えてもらうしかないのだが、それをメディアは妨害する。国民は何が正義かを冷静に判断すべきだろう。
(日刊ゲンダイ2010年1月13日掲載)
引用元:
http://news.livedoor.com/article/detail/4552110/