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がれきで手作りキーホルダー、静かな人気 岩手・釜石市 (産経新聞)


 岩手県釜石市で、東日本大震災による津波で流された家屋の木材などから作られたキーホルダーが、ボランティアらの間で人気を集めている。



▽つづきはこちら


 今では被災した自宅の柱などを作業場に持ち込んでキーホルダーに加工してもらい、肌身離さず持つ人もいるという。



思い出、というか、愛着、というか。自分の家が見る影もなくなってしまっても、何らかのつながりがほしいのだろうな、と。だからその一部分でも残しておきたい、と加工するのだろうけど。

反面、地域との関わりが薄い人たちにとって、がれきから作られたキーホルダーを歓迎できるものかな、とも。

材料である 流された家屋の木材など には、そこに住んでいた人たちの想いが詰まっているはずで。当然、命を落とした人たちに関わりのあるものも、多いことだろう。

キーホルダーが元は「誰かのもの」であった、とするとちょっと気が引けてしまうような。

また、よそ者が軽々しい気持ちで手にしてよいのだろうか、という気もしてくる。

売れることで被災地の助けとなるのであれば、そういうのもアリなのかもしれないけれど。

むずかしいなあ。


以下、全文。


産経新聞 9月8日(木)7時56分配信

 岩手県釜石市で、東日本大震災による津波で流された家屋の木材などから作られたキーホルダーが、ボランティアらの間で人気を集めている。

 同市や同県大槌町で被災した住民が「避難所で何もしないでいると気がめいってしまう」と、5月頃から木材を集めて製作。キーホルダーには大槌町出身の中学生書道家・高橋卓也君が書いた「和」の文字が焼き印されている。

 今では被災した自宅の柱などを作業場に持ち込んでキーホルダーに加工してもらい、肌身離さず持つ人もいるという。仮設住宅の住民に内職の発注をしており、地域経済復興の足掛かりとしても期待される。

最終更新:9月8日(木)9時57分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000121-san-soci

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