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宮崎の主力級種牛5頭、口蹄疫感染シロ(読売新聞)


 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は5日、主力級種牛の特別措置で避難させている5頭から4日に採取した検体は、口蹄疫ウイルスを調べる遺伝子検査で陰性だったと発表した。



▽つづきはこちら

ぎりぎりのラインで希望は残されたということか。

しかし今回の口蹄疫被害は人災であるのは明らかであるが、発覚後のずさんな対応はもちろんのこと、感染源や感染経路をごまかそうとする不審な対応を見るに与党が一枚かんでいるのではないか、もっといえば積極的に広めようとしていたのではないか、とすら思えてしまう。

であると仮定したとき、今後もエース5頭が危険であることに変わりはない。

口蹄疫はほんの些細な隙さえつけば、あとの対応次第でいくらでも拡大できることが証明された。どさくさにまぎれて優秀な品種を絶やすことだってできるし、そうでなくとも畜産農家に甚大なダメージを与えられる。

今後は、他の土地の優秀な品種も危険に備えなけりゃならないってことだ。


以下、全文。


6月5日20時6分配信 読売新聞

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は5日、主力級種牛の特別措置で避難させている5頭から4日に採取した検体は、口蹄疫ウイルスを調べる遺伝子検査で陰性だったと発表した。

 同じ畜舎にいた種牛「忠富士(ただふじ)」の感染が発表された5月22日以降、県が毎日続けてきた14回の検体採取と遺伝子検査は終了した。今後、感染が確認されなければ殺処分は免れる。

 県畜産課の担当者は「ウイルスの潜伏期間を考えると、忠富士からの感染はないとほぼ断定でき、ほっとしている。精液を供給し、全国のブランド牛を支えてきた宮崎の種牛を残せる希望が出てきた」と話した。

 ただし、5頭が避難している同県西都(さいと)市を含む県東部での感染は収まっていないため、当分の間、目視を中心にした経過観察を続ける。県東部の感染が終息し、移動制限区域(半径10キロ)が解除されるまで、精液供給の再開は難しそうだ。

 ◆主力級種牛の特別措置=主力級種牛5頭は、忠富士などと一緒に宮崎県高鍋町の畜舎で管理されていた。この畜舎は家畜の移動制限区域内となったが、県は主力級種牛を守るため5月13~14日に特別に避難させた。その後、忠富士の感染が判明。5頭も家畜伝染病予防法に基づき、殺処分されるはずだったが、県は国と協議し、処分せずに2週間、遺伝子検査を続けた。

最終更新:6月5日22時0分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100605-00000665-yom-soci

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