山教組教員メールで投票依頼 川端文科相「極めて遺憾。事実確認求める」(産経新聞)
2010.08.04 |Category …政治
民主党の輿石東参院議員会長(74)が3選した7月の参院選山梨選挙区で、輿石氏の支持母体である山梨県教職員組合(山教組)の教員が公示直前、知人に携帯電話のメールで輿石氏への投票を呼びかけていた問題が、4日の参院予算委員会で取り上げられた。西田昌司委員(自民)の質問。
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「教員としての地位を利用したものではなく、送信先も不特定多数でないならば法に触れないのではないか」
そういう屁理屈が通用するなら、やらないやつはアホってことになるし、法に定めたやつはもっとアホってことになるな。
さて「不特定多数でない」送信先ってのは、つまり自分の生活圏にいる人間、何らかの関係者ということになるが、その付き合いは「教員としての地位」と無関係だと言い切れるのでしょうか。
以下、全文。
8月4日16時1分配信 産経新聞
民主党の輿石東参院議員会長(74)が3選した7月の参院選山梨選挙区で、輿石氏の支持母体である山梨県教職員組合(山教組)の教員が公示直前、知人に携帯電話のメールで輿石氏への投票を呼びかけていた問題が、4日の参院予算委員会で取り上げられた。西田昌司委員(自民)の質問。
問題のメールは、山梨県南部の町立中学校に勤務する40代の男性教員が、7月11日に投開票された参院選の公示直前の6月中旬、知人の50代の男性会社員に「選挙のお願いです!」というタイトルの携帯メールを送信。「山梨県教職員組合出身の『輿石東』を宜しくお願いします!」「山梨選挙区は輿石東を、比例区は民主党をお願いします!」などと明確に投票を依頼していた。
公選法や国家公務員法などに照らして、問題のある行為だが、山梨県教委では「事実なら政治的中立を疑われる好ましくない行為」としながらも「教員としての地位を利用したものではなく、送信先も不特定多数でないならば法に触れないのではないか」などと問題視しない考えを示していた。
これに対して川端達夫文科相はメールについて「極めて遺憾なことだと思う」と述べたうえで「事実関係を把握していない」として、山梨県教委に事実関係を確認するよう求めたことを明らかにした。
川端文科相は「教育公務員が政治的目的をもって選挙運動に関わることは厳に戒められている。今回の選挙でも学校現場に『してはいけないこと』を具体的に指摘し徹底したつもりだった。本当にどうしたらこうしたことが起こらないようにできるか、真剣に考えていきたい」と述べた。
最終更新:8月4日16時1分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000591-san-soci