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震災がれき受け入れ難航、住民交渉で反対根強く (読売新聞)


 東日本大震災の被災地で処理しきれないがれきを巡り、全国の自治体で、いったん受け入れを表明しながら、住民の反対で交渉が難航するケースが相次いでいる。



▽つづきはこちら

真にヤバイがれきは、いまだに現地から動かせずにいるっての。

処理が必要ながれきで、協力を呼びかけられている分については問題がない、というか、お得意の線量計測をすればよいだけだろうに。


「安全と言われた原発がこうなった。国の安全基準など信用できない」



なんだその論法……、という感じだが。

では何を信用して生活しているの、という話になってくる。科学的な数値やらを用いた 国の安全基準 は信用できないけど、根拠のない口コミやデマの類なら信憑性があるというのか。


「何かあったら責任を取れるのか」



そうやって駄々をこねている間にも、処理の進まないがれきのせいで現地の復興が遅れている。そのためにこの寒さの中で震えている人もいるかもしれないし、健康を損ねる人だっているかもしれない。それこそ 「何かあったら責任を取れるのか」 だ。


以下、全文。


読売新聞 2月14日(火)14時42分配信

 東日本大震災の被災地で処理しきれないがれきを巡り、全国の自治体で、いったん受け入れを表明しながら、住民の反対で交渉が難航するケースが相次いでいる。

 野田首相は「全国で分かち合う広域処理が不可欠」として、自治体へ協力を呼びかける方針だが、がれきの放射能を懸念する住民の説得が大きな課題だ。

 「安全と言われた原発がこうなった。国の安全基準など信用できない」「何かあったら責任を取れるのか」。神奈川県の黒岩祐治知事が1月から3回開催した住民説明会。横須賀市にある県の最終処分場の周辺住民らに理解を求める知事に、会場の反対派から怒号が飛んだ。昨年12月に受け入れを表明して以来、がれきの安全性を強調してきたが、話はかみ合わないままだ。

 静岡県島田市は昨年12月、岩手県の山田、大槌両町からの受け入れを明らかにした。しかし、健康不安や特産の茶への風評被害を懸念する声も大きく、正式表明を延期。桜井勝郎市長は「市の責任でやる」と、安全性を確認する試験溶融を2月16、17日に実施する。

 受け入れは、少しずつだが進んでいる。東京都は昨年5月、石原慎太郎知事が受け入れを表明し、民間業者などが計約2400トンを搬入し、13年度までに岩手、宮城両県の約50万トンを処理する計画だ。山形県は計4万8520トンを処理した。

 環境省は、がれき焼却灰を埋めた処分場の横で生活しても、住民が受ける放射線量は年0・01ミリ・シーベルト(一般公衆の年間線量限度の100分の1)以下と強調したパンフレットを作成。同省幹部は「客観的データを示して納得してもらうしかない」と話している。

最終更新:2月14日(火)14時42分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000681-yom-soci

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