俺の横槍

　【モスクワ＝貞広貴志】ロシア各紙は８日、菅首相がメドベージェフ露大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と批判したことを、「領土紛争が個人攻撃になっ

まあね、泥棒さんの言いたいことも、わからないでもないよね。

ちょっと前に起きた尖閣の事件では、民主党は尻尾をふりふり、地面に這い蹲って靴を舐めかねない勢いで中国さんに接していたというのに、そこへロシアも「じゃあ俺も」とやってみたら噛み付かれたと。

同じならず者なのに、この温度差はなんだよ、と。

そう感じてもおかしくはない。

言動の一貫性という観点からしたら、ロシアに向けても「日本の立場～～」とか言っておくのがベターであった可能性もある。


以下、全文。

読売新聞 2月8日(火)20時45分配信

　【モスクワ＝貞広貴志】ロシア各紙は８日、菅首相がメドベージェフ露大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と批判したことを、「領土紛争が個人攻撃になった」（コメルサント紙）などと大々的に報じ、１０日からの前原外相訪露を前に発言への反感が広がっている。

　コメルサント紙は、タス通信のゴロブニン東京支局長による長文の記事で、首相発言を「例年は退屈な（北方領土返還要求全国）大会で爆弾が爆発した」と表現。「日本の首相がソ連・ロシアの最高指導者をこんな表現で個人攻撃したのは初めてだろう」とした上で、菅首相が、大統領と閣僚による領土訪問に対抗できなかったことで批判を浴び、「心ならずも発言を強いられた」と分析した。

　１面トップで「日本の首相は外交儀礼を無視した」と報じた有力紙「独立新聞」は、「こんな雰囲気で外相が来ても、前向きのことなど何も起きない」とする専門家の見方を紹介した。

最終更新:2月8日(火)20時45分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110208-00000934-yom-int