警官や検察官計47人が一斉に辞職、麻薬戦争のメキシコ (CNN.co.jp)
2011.08.08 |Category …海外
(CNN) 国営メキシコ通信は7日までに、同国北部のチワワ州アセンシオン町で警官26人が一斉に辞職したと報じた。これを受け、連邦や州警察、陸軍兵士が
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麻薬組織の戦闘員(?)はみんな他国での軍隊経験者だとか傭兵だとか、そういう専門のやつらが、軍隊並みの装備でもってお仕事している、と聞く。
そりゃあ警官が束になってもかなわないのでないか……、という話で。
以下、全文。
CNN.co.jp 8月7日(日)14時42分配信
(CNN) 国営メキシコ通信は7日までに、同国北部のチワワ州アセンシオン町で警官26人が一斉に辞職したと報じた。これを受け、連邦や州警察、陸軍兵士が町の治安維持の任務を引き継ぐことになった。
ロヤ町長は、4日の大量辞職は各警官が自らの安全確保に懸念を抱いたことが原因だと述べた。辞任した警官の一部には麻薬密輸組織と結託していた疑いがあるという。
チワワ州は米国国境と接し、アセンシオン町は米テキサス州エルパソから南西へ約161キロ離れている。
メキシコでは今月初旬、各州に配属される連邦検察官少なくとも21人が4日間内に一斉に辞任したとも発表されていた。同国の州、連邦区のうち65%の地域で検察トップが不在となる異例の事態となっていた。連邦検察庁はいずれも自発的な辞任と説明したが詳しい理由は明らかにしていなかった。
連邦検察庁では組織の綱紀粛正が進められており、追放される職員も出ている。モラレス連邦検察庁長官は先月、警官や捜査員140人の解任を発表し、別の280人以上の適性資格を調べているとも述べていた。辞めた検察官21人は捜査対象になっていなかった。
メキシコでは現在、重要な内政課題とする、麻薬カルテルを根絶する「麻薬戦争」が起きており、連邦検察庁はその最前線に立っている。麻薬組織による治安要員や政治家らへの報復攻撃も絶えず、銃撃戦などに巻き込まれ死亡する住民も増加の一途となっている。一方で麻薬組織と政財界、司法や治安当局との癒着も指摘されている。
最終更新:8月7日(日)17時3分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110807-00000010-cnn-int