国産ヒトES細胞、海外初分配=京大から米カリフォルニア大へ―文科省専門委が承認 (時事通信)
2011.04.20 |Category …社会
京都大再生医科学研究所の中辻憲夫教授らが作製したヒト胚性幹細胞(ES細胞)を米カリフォルニア大アーバイン校に無償提供する計画が20日、文部科学省の
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無償提供する計画という字面だけ見ると「おいおい……」という感じがするが。
研究用の材料を、みんなで分け合って一緒に研究できる状況とその体制を整えた、という解釈でいいのかな。
ES細胞の作製には受精卵を用いるらしく……この時点で見方によってはかなり怖いものだが……論理的な問題や、人間の尊厳とか、そういうことに関わってくるので制約が多いのだそうだ。
以下、全文。
時事通信 4月20日(水)13時12分配信
京都大再生医科学研究所の中辻憲夫教授らが作製したヒト胚性幹細胞(ES細胞)を米カリフォルニア大アーバイン校に無償提供する計画が20日、文部科学省の研究専門委員会に承認された。国内で作られたヒトES細胞の海外分配は2007年の指針改正で可能となったが、承認は初めて。
研究専門委で説明した同研究所の末盛博文准教授によると、提供されるES細胞3株は、神経系の細胞に変える日米共同研究に使われる。神経系の疾患治療への応用が目標だが、文科省の指針により臨床研究には直接使えない。
ES細胞は増殖能力が高く、身体のさまざまな細胞に変わる万能細胞。不妊治療で余った受精卵から作られ、再生医療への応用が期待されている。中辻教授らは03年に国内初のヒトES細胞を作った。
最終更新:4月20日(水)13時57分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000073-jij-soci
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