女子しかいない34年…共学高が男子獲得作戦 (読売新聞)
2011.07.30 |Category …社会
男女共学なのに女子しかいない――。 熊本県立第一高(熊本市、1086人)で、そんな状態が34年も続いている。戦前、女学校だった
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……と、いうのは、フィクションの中だけだよなー、実際。
半々と言わないまでも、ある程度の割合で男子がいなければ、いろいろと気まずい思いをしそうなもので。
体育なんかは男女で別の授業内容だから、あまり少ないと男子の授業の進行に支障が……という心配もある。
以下、全文。
読売新聞 7月30日(土)17時53分配信
男女共学なのに女子しかいない――。
熊本県立第一高(熊本市、1086人)で、そんな状態が34年も続いている。戦前、女学校だったイメージが根強いことが要因。2年後の創立110周年を控え、学校や同窓会は中学校を訪問して受験を呼び掛けるなど異例の“男子獲得作戦”に乗り出した。
同校は戦後の1949年度に女学校から共学化された。男子は少しずつ増え、52年度には全校生徒の約2割の約300人に。しかし、それをピークに減少し、77年度に3人が卒業して以来、ゼロとなった。
同窓会役員は「女子校のイメージに加え、54年度に学区が広くなり、ほかの学校を選びやすくなったことも影響したのでは」と言う。
男子獲得の取り組みは、2010年春に赴任した森塚利徳校長が同窓会役員と学校運営について話す中で浮上。「男女はそれぞれ良さがある。共学を実現し、互いに刺激しあいながら活性化を図ろう」と一致した。
同窓会は同年11月、男女共学推進委員会を設置。奨学金制度(各学年定員5人)に、12年度から男子限定枠(同2人)を新設することを決定。さらに、100近くの学習塾をまわり、受験を要請した。
一方、学校側は今年度、中学校に受験を直訴する初めての要請行動を計画。森塚校長や同窓会役員が今月、熊本市内を中心に中学校約50校を訪ね、国公立大学への進学率が高いことや、市街地に立地し通学の利便性がいいことなどをPR。同窓会の奨学金制度の拡充についても説明した。
最終更新:7月30日(土)17時55分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110730-00000591-yom-soci