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iPS細胞から大量の血小板 バンク化、安定供給目標 (産経新聞)


 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から血液を凝固させて止血する機能をもつ血小板を大量に作り出す方法を、京都大iPS細胞研究所の江藤浩之教授(再生医療)



▽つづきはこちら

何でも作れるんだなあ。こいつはすごい。

でもこういう技術が実用化されたとして、本当に「問題がない」のか、長年かけて身をもって調べていくことになるんだなあ。


以下、全文。


産経新聞 12月11日(日)7時55分配信

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から血液を凝固させて止血する機能をもつ血小板を大量に作り出す方法を、京都大iPS細胞研究所の江藤浩之教授(再生医療)らと東京大のチームが開発した。米国で開催中の米国血液学会で12日、発表する。血小板は献血で集められているが、保存期間が約4日間と短く不足傾向にある。今回の開発によって継続的な輸血が必要となる心臓手術などの際に安定供給につながると期待される。チームは3~4年以内に臨床試験開始を目指す。

 江藤教授らは昨年、ヒトのiPS細胞から血小板を作ることに成功。マウスでの止血効果があることも確認したが、得られる量が少なかったため、効率的に血小板を作り出せる方法の研究を進めていた。ヒトのiPS細胞をさまざまな血液のもとになる細胞に分化させ、特定の2種類の遺伝子を組み込みタンパク質を加えて培養。血小板を作る巨核球のもとになる細胞を作り出した。この細胞は未熟な状態の巨核球で無限に増え、事前に入れた薬剤を抜くことで2~3週間かけて巨核球へと成熟し、血小板になった。

 未熟な巨核球は凍結保存も可能。必要に応じて血小板をほぼ無限に作り出せるという。江藤教授は「将来的には細胞を保存する『血小板バンク』を実現させ、安定供給を目指したい」と話した。

最終更新:12月11日(日)10時21分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000071-san-soci

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