ガス漏れ:住宅街あわや 教諭の機転、爆発防ぐ 折れた管、新聞紙などで栓 /京都 (毎日新聞)
2011.05.23 |Category …国内
18日夜に京都市上京区の住宅街でガス漏れ事故が起き、近くにいた市立嵐山東小(西京区)教諭の生谷隆明さん(50)=西京区=がとっさの機転でガスを止め
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折れたガス管の応急処置、なんて日常においてそうそう機会があるわけもなく。と、いうか普通に暮らしている中でガス管が折れることがそもそもない。
古新聞を取り出してちぎり、水で湿らせて粘土のようにして管の破損部分に詰め込んだ。念のためレジ袋をかぶせてひもでくくった
念のためレジ袋、ということは、濡らした新聞紙をつめた時点でガスは止まっていたのかな。
隙間なく、そこそこ重量のあるモノで塞げば、折れた部分からの漏出は止められる、といったところか。
水道管が破裂したみたいに、ものすごい勢いで吹きだしているのを想像したけれども、そこまで圧力はないのかね。
以下、全文。
毎日新聞 5月23日(月)12時44分配信
18日夜に京都市上京区の住宅街でガス漏れ事故が起き、近くにいた市立嵐山東小(西京区)教諭の生谷隆明さん(50)=西京区=がとっさの機転でガスを止め、爆発などの大事故を防いだ。上京署と上京消防署は「あわや大惨事という状況だった。誰でもできることではない」として感謝状を贈る方針。
同日午後9時ごろ、上京区烏丸通上御霊前上ル内溝町で、乗用車が右折した際にビル壁際のガスメーターに衝突。衝撃でメーターの下のガス管が折れ、ガスが吹き出した。
生谷さんは上御霊神社の祭礼のため、現場近くの実家に帰省していた。帰宅しようと実家を出た際に事故に気付いたという。
「ガス管から『シュー』という音がし、異臭が立ちこめていた。なんとか止めなければと必死に考えた」。頭に浮かんだのは新聞紙。実家の物置から古新聞を取り出してちぎり、水で湿らせて粘土のようにして管の破損部分に詰め込んだ。念のためレジ袋をかぶせてひもでくくったという。「祭りで人通りも多かった。たばこを吸う人もおり、引火しなくて良かった」
教師歴約30年。「子供を相手に普段から臨機応変な対応を求められているから」と笑顔を見せる。上京署の坂根剛副署長は「ガス漏れ事故で一般の方が応急措置できるのは極めてまれ。地域の安全を守っていただき感謝している」と話している。【花澤茂人】
5月23日朝刊
最終更新:5月23日(月)15時50分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000167-mailo-l26