<辺野古>海、やはり豊か 「破壊しないで」 日本自然保護協会 (毎日新聞)
2010.09.29 |Category …国内
日米合意で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設が計画されている沖縄県名護市
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そこに棲むありとあらゆる生命の保存と繁栄と普天間の負担軽減を秤にかけたら、普天間のことなんて考慮するに値しない程度の些事なのだろう。
どれだけ環境を保ちながら移設できるかとか等々は、一切検討するまでもなく移設にNo!を突きつけよう。
自然環境のためにも、有無を言わせず普天間継続の方向で。
以下、全文。
毎日新聞 9月29日(水)7時32分配信
日米合意で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設が計画されている沖縄県名護市辺野古は、多様な海草類が台風などの被害をほとんど受けずに安定して生息していることが、日本自然保護協会などの調査で分かった。来月には、名古屋市で国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10=名古屋会議)が開かれるが、同協会は「安全保障上の問題があるとしても、議長国である日本が自分の足元で生物多様性を破壊するようなことをしていいのか」と、合意の見直しを訴えている。
調査は今年7月、調査経験のある市民ボランティア延べ39人が参加して実施。辺野古には、約490ヘクタールの国内最大級の海草藻場がある。海草類は、過去の調査と同じ7種類が確認され、生育している面積も02年以降ほとんど変化がなかった。
他の海域では台風で海草が激減したところもあるが、辺野古は環境が安定し、絶滅危惧(きぐ)種ジュゴンの餌となる海草が豊富であることが改めて確認された。
また、今回初めて海草類の葉の上に生息する貝類(葉上性貝類)の調査を行い、9種が見つかった。そのほか、魚類やサンゴなど約360種の生物も確認した。
調査を担当した鹿谷麻夕さんは「特定の海草にしか生息しない貝類がいる可能性が高く、海草類が多様であることが貝類の多様性ももたらしているようだ」と話す。【大場あい】
最終更新:9月29日(水)14時15分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000002-maiall-soci