日米同盟深化に暗雲=普天間、TPP焦点―外交展望 (時事通信)
2012.01.02 |Category …政治
2012年の日本外交は、不透明感が漂う国際情勢の中で、日米同盟の深化が大きな課題だ。しかし、懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が進展
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誰かさんが基地問題をひっくり返して、ふりだしを通り越してマイナスになった、と思ったら、それどころかマイナスが別の部分にも波及した、と。
深化に暗雲どころか関係の維持すら難しいじゃねえかボケが。
政権交代(笑)のおかげで何もかも後退してしまったわけだ。
以下、全文。
時事通信 1月2日(月)14時25分配信
2012年の日本外交は、不透明感が漂う国際情勢の中で、日米同盟の深化が大きな課題だ。しかし、懸案の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が進展する見通しは立たず、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加をめぐる日米摩擦も予想され、先行きには暗雲が漂う。米国、ロシア、韓国が大統領選を控え、中国は指導部交代という「内政の季節」に入ることから、各国とも重要課題で対日強硬論が強まる可能性もある。
◇米が圧力強化か
普天間問題をめぐり、政府は昨年12月28日、移設手続きに必要な環境影響評価書を沖縄県に提出した。仲井真弘多知事は移設先の同県名護市辺野古の埋め立てを承認しない考えで、3月27日までに提出する、評価書に対する知事の意見書は厳しい内容になるとみられる。
普天間移設の停滞で、米議会は移設に進展がないとして、在沖縄海兵隊グアム移転費の凍結を決定。普天間移設の「目に見える進展」を議会から求められたオバマ政権が、日本への圧力を強めることも予想される。
また、TPP交渉参加に向けた日米の事前協議も1月には始まる見通しだ。協議の本格化に伴い、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領が農産物の関税撤廃をはじめ、日本の市場開放を強く迫ってくるのは必至だ。
野田佳彦首相は12年度予算成立後の春以降、民主党政権下で初の公式訪米を果たし、日米同盟深化を確認したい意向だが、野田政権は安全保障、経済両面とも国内調整に手間取りそうだ。
最終更新:1月2日(月)19時38分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120102-00000029-jij-pol