牛肉輸入問題、再び平行線=協議継続は約束-日米農相会談(時事通信)
2010.04.09 |Category …政治
赤松広隆農林水産相は8日午前、来日中のビルサック米農務長官と農水省内で会談した。焦点のBSE(牛海綿状脳症)問題を受けた米国産牛肉の輸入制限をめぐり、米側が撤廃を求めたのに対し、日本側は科学的データに基づいて対応を決めるとの姿勢を改めて示し、議論は平行線をたどった。ただ、政府間で率直な協議を続けていくことは約束した。
▽つづきはこちら
日本は日本できっちり食の安心と安全とやらを追求すればいい。
BSE問題に関して、どこからか統計やらを持ってきて実際の危険度はほとんど無視できる程度のものだから大丈夫、といった類の詭弁が弄されることがよくあるが、そんなことより「危険なものを売りつけようとする」不誠実さと価値観のずれが問題なのだ。
アメリカ側がそれを理解できず、改善する見込みがないならすっぱりと切るくらいの決断が必要だと思う。
以下、全文。
4月8日11時42分配信 時事通信
赤松広隆農林水産相は8日午前、来日中のビルサック米農務長官と農水省内で会談した。焦点のBSE(牛海綿状脳症)問題を受けた米国産牛肉の輸入制限をめぐり、米側が撤廃を求めたのに対し、日本側は科学的データに基づいて対応を決めるとの姿勢を改めて示し、議論は平行線をたどった。ただ、政府間で率直な協議を続けていくことは約束した。
赤松農水相が会談後、記者団に語ったところによると、ビルサック長官は米国産牛肉の輸入制限について撤廃を求める原則論を繰り返すとともに、「オバマ政権に代わり柔軟に対応することになった」と述べ、日本側に譲歩を要請。「月齢20カ月以下」としている輸入条件を、まず30カ月未満への緩和を検討するよう暗に求めた。これに対し、農水相は「科学的知見に基づいて食の安心と安全を確保する」とし、直ちには応じられないとの姿勢を堅持した。
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100408-00000058-jij-pol