蓮舫氏、都政に意欲 民主の救世主?石原氏を批判 (産経新聞)
2011.01.13 |Category …政治
蓮舫行政刷新担当相(参院東京選挙区)が4月の東京都知事選出馬に意欲ともとれる発
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都政に意欲など持たなくていいので、どこか遠くで「2番ではいけないのでしょうか」とパフォーマンスをする尊いお仕事を完遂してください。
以下、全文。
産経新聞 1月12日(水)7時57分配信
蓮舫行政刷新担当相(参院東京選挙区)が4月の東京都知事選出馬に意欲ともとれる発言をし始めた。これまで、出馬の可能性についてきっぱりと否定してきたが、11日の講演で「都政」に強い関心を示したのだ。内閣改造で留任し、支持率低迷の菅直人内閣という「泥舟」に乗り続けるのか、都知事選に立候補することで、地方選連敗で窮地に陥っている民主党の救世主となるのか。「仕分けの女王」の心は千々に乱れている。(坂本一之)
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「都政にも、まだまだ刷新すべきお金の使われ方があると力強く思っている。民主党から今言った観点を公約する候補者が出てくれると確信している」
蓮舫氏は11日、都内のホテルでの講演でこう語り、石原慎太郎知事による財政改革への取り組みが手ぬるいと批判。東京都の財政問題について自ら都議会議事録を取り寄せて確認していることも明らかにした。
講演で言及した「候補者」が自身のことかはうやむやにしたが、都知事選が近づくにつれ意欲を強めていることは間違いない。
昨年10月の記者会見で「出馬の可能性はありません」と断言した蓮舫氏。今月7日の会見では「現段階では考えていないし、オファーももらっていない」としながらも、「もし、あるべきところから声をいただいたら、検討するのが一政治家として当然だ」と出馬の可能性に踏み込んだ。
蓮舫氏が出馬に含みを見せ始めているのは、統一地方選で民主党の苦戦が必至とみられる中、周囲の期待が高まっているからだ。
「都知事選には、タマ(候補者)が大事なんだよ」
菅首相は元日に公邸で開いた新年会で、都選出の国会議員にこう伝えた。念頭に蓮舫氏の出馬があるかは不明だ。ただ、統一地方選の象徴ともいえる都知事選を落とすことは、「民主党の党勢に強い悪影響を及ぼす」(官邸関係者)ため、不戦敗を避けたいと考えているのは間違いない。
蓮舫氏は昨年の参院選で、民主党候補が2人立候補しながら全国の選挙区選出議員で最多の約171万票をたたき出した。平成19年の都知事選での石原知事の得票は約281万票のため、「誰が相手でも勝負ができる数少ない候補」(民主党都連関係者)になるとの評価がある。
都知事選には東国原英夫宮崎県知事らが出馬を検討しているが、石原氏の再選出馬も含め構図は固まっていない。
蓮舫氏は事業仕分けの手法を用いて、省庁自ら無駄削減に取り組む行政事業レビュー第2弾を今年4月に実施すると発表し、行政刷新担当相としての仕事にも意欲を見せた。今のところ模様眺めのようだが、蓮舫氏が選ぶ次の舞台は仕分けの継続か、それとも都政か。
最終更新:1月12日(水)17時55分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110112-00000102-san-pol