<大連立>民自両党、火消しに躍起 水面下では連携探る (毎日新聞)
2012.03.20 |Category …政治
岡田克也副総理が自民党幹部に大連立を打診したことに民主、自民両党内の反発が強まり、野田政権と自民党執行部の双方が火消しに追われている。ただ、消費増
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自民側は声をかけられただけで首を縦にふってすらない。
なのに「両党内の反発」と双方痛いことにしたいと。
おいおいって感じ。
どれほど援護射撃をしても民主党がボロボロになる一方だから、自民党にケチをつけるのに手段を選んでられないのだろうな。
以下、全文。
毎日新聞 3月19日(月)21時13分配信
岡田克也副総理が自民党幹部に大連立を打診したことに民主、自民両党内の反発が強まり、野田政権と自民党執行部の双方が火消しに追われている。ただ、消費増税法案をめぐって連携を探る動きは水面下で続いており、衆院解散・総選挙前に法案成立への協力を得たい野田政権側と、今国会中の解散を確約させたい自民党執行部側との駆け引きが激化している表れと言えそうだ。【佐藤丈一、小山由宇、松尾雅也】
【どうなっている?】■明快図説■民主党の党内人脈図
藤村修官房長官は19日の記者会見で「さまざまなテーマで与野党が協議するのは大事だが、大連立は政界再編の話で次元が違う。たぶん不可能だ」と大連立の実現可能性に否定的な見方を示した。
そもそも大連立については、岡田氏自身が19日配信のメールマガジンで「将来的には私は選択肢だと思います。しかし、今の状況、国民感情を考えれば、今の段階で簡単に実現するはずがない、大変困難なことだ」としており、次期衆院選前は難しいというのが双方の共通認識だ。
2月25日の野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁の極秘会談が発覚して以降、岡田氏は谷垣氏側近の川崎二郎元国対委員長ら複数の自民党幹部と接触。消費増税法案と、12年度の赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立へ向けた協力要請を重ねる中で大連立の可能性に言及したもので、首相側近も「岡田氏は与野党協議を要請しただけ。あくまで意見交換だ」と強調する。
だが、民主党の小沢一郎元代表に対するアレルギーの強い自民党との大連立は「小沢抜き」を意味する。民主党内の消費増税論議が大詰めを迎える中、元代表に近い議員らは「消費増税反対派への脅し」と受け止め猛反発。党内融和を重視する輿石東幹事長は19日の記者会見で「いつから大連立という言葉が出てきたのか不思議だ」と不快感を示した。
一方の自民党も、野党が多数を占める参院を中心に「全面対決」を求める主戦論が強まっている。参院予算委員会の山本一太筆頭理事は19日の記者会見で「党内にその気があるなら断固阻止する」と強調してみせた。
ただ、自民党内では9月の総裁選に向け早くも「谷垣降ろし」の動きが表面化している。谷垣氏の出身派閥、古賀派の古賀誠会長は「今のままいくなら(谷垣総裁は)9月で終わらなければならない」と警告。谷垣氏側近は「9月までに何とか解散を実現したいのが『谷垣チーム』の思いだ」と語り、消費増税への協力と引き換えに解散の確約を取り付ける「話し合い解散」への期待をにじませる。
小沢グループの抵抗に苦しむ野田首相も側近に「政界再編ができるならしたい」と漏らしており、自民党の消費増税賛成派との連携を模索する動きが水面下で続く気配だ。
最終更新:3月19日(月)22時27分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120319-00000074-mai-pol