<衆院代表質問>鉢呂氏辞任、首相を追及 (毎日新聞)
2011.09.14 |Category …政治
野田佳彦首相の就任後初の所信表明演説に対する各党の代表質問が14日午後、衆院本会議で始まった。自民党の谷垣禎一総裁は、東京電力福島第1原発事故をめ
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閣僚の言動など「任命者」にそうそう予期できることでないだろうし、閣僚のそもそもの「失態」自体が無理やりでっち上げられたものだって少なくないのに、それが首相の責任である、なんて不条理ギャグも真っ青だわ。
まあ今回の件について言えば、
「適材適所でなく、党内融和ばかりに心を砕いた不完全な組閣の結果」
やっぱり主体は首相であるから、追及されるべきだけど。
政権交代(笑)する前に、「任命責任、首相は辞任!」「任命責任、解散総選挙!」と、何に付けても「任命責任」を絡めてきたのは当の民主党だ。
その民主党が、自ら「任命責任」について触れないのは筋が通っていないよね。
以下、全文。
毎日新聞 9月14日(水)13時7分配信
野田佳彦首相の就任後初の所信表明演説に対する各党の代表質問が14日午後、衆院本会議で始まった。自民党の谷垣禎一総裁は、東京電力福島第1原発事故をめぐる不適切な言動で鉢呂吉雄前経済産業相が辞任したことについて「適材適所でなく、党内融和ばかりに心を砕いた不完全な組閣の結果」と、任命責任を厳しく追及した。
谷垣氏は、震災と原発事故からの復旧・復興については全面的な協力姿勢を示す一方、政府・与党が、臨時国会の会期を予算委員会なしの4日間としたことに対しては「与党の審議拒否。国民に説明責任を全く果たさない暴挙」と抗議。首相が所信表明で求めた税と社会保障の一体改革などについての与野党協議に「容易に応じるわけにはいかない」と否定的な考えを表明した。
また、民主党の09年衆院選マニフェスト(政権公約)の見直しなど、前政権での民主、自民、公明の「3党合意」の履行を要求。3党合意後、民主党が「『子ども手当』存続します」としたビラを作製したことを「合意を踏みにじる行為」として謝罪を迫るとともに、マニフェストの全面撤回と、早期の衆院解散の必要性を訴えた。
さらに、一川保夫防衛相については、外交安全保障分野で「経験不足の感が否めない」と、小宮山洋子厚生労働相、古川元久国家戦略担当相については「(子ども手当や年金改革など)マニフェストを巡る混乱の原因を作った」と、名指しで起用への懸念を示した。菅直人前首相の「脱原発」路線を引き継ぐかについても明言を迫った。
14日は谷垣氏のほか、自民党の古川禎久氏、民主党の樽床伸二氏が質問に立つ。代表質問は衆院が15日まで、参院が15、16日に行う。【佐藤丈一】
最終更新:9月14日(水)16時17分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110914-00000039-mai-pol