TPPで民主チームが初総会…慎重派役員増へ (読売新聞)
2011.10.14 |Category …政治
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加の是非を議論する民主党の「経済連携プロジェクトチーム(PT)」(座長・鉢呂吉雄前経済産業相)は14日午前、国
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「日本がアジア・太平洋でリーダーシップをとってルール作りをするのはプラスの面が大きい。積極的に論議をしながら、まとめる形にしたい」
これは何のお話をしているのだ? リーダーシップ?
TPPはすでに他の国家間で発効されている経済連携協定であり、そこにアメリカが乗り込んで、手を加えている形になる。
日本があとからのこのこ出て行って「リーダーシップ」?
第一、日本が求めるような「議論」は端から認められない性質のものだ。「例外なく関税を撤廃するよ」という集まりで「これとこれは除外してね」などと……出遅れ組が場違いな「議論」をしにいって「リーダーシップ」?
新しい枠組みを日本主導で立ち上げたときにそういう発言をするべきでは。
TPP積極派からは「グローバリゼーションに適応することが日本の生きる道だ」(仙谷由人政調会長代行)などの意見が出た。
グローバリゼーション(笑)ときた。
他のTPP参加国は、自国民の食い扶持のため利益のためにTPPに接しているというのに、わが国の推進派(笑)はそんなことを考えちゃいないらしいのだ。驚いたことに。
「TPPをどのように利用するか」「TPPとどのように付き合うか」そうした具体的なビジョンがないくせに、参加したとたんにグローバリゼーションに適応したことになってしまう不思議な思考。
TPP推進派は「何をしているか」分からない人たちと、「どうなるのか」が分からない人たちが集まってできているようだ。ニュースを見る限りだと。
以下、全文。
読売新聞 10月14日(金)11時32分配信
環太平洋経済連携協定(TPP)への参加の是非を議論する民主党の「経済連携プロジェクトチーム(PT)」(座長・鉢呂吉雄前経済産業相)は14日午前、国会内で初の総会を開いた。
鉢呂座長は「日本がアジア・太平洋でリーダーシップをとってルール作りをするのはプラスの面が大きい。積極的に論議をしながら、まとめる形にしたい」とあいさつし、TPPのルール策定交渉への政府の参加を認める方向で意見集約する考えを示唆した。
初会合には約70人が出席。TPP積極派からは「グローバリゼーションに適応することが日本の生きる道だ」(仙谷由人政調会長代行)などの意見が出た。
一方、PT顧問で慎重派の山田正彦前農相は「PTの役員構成が公平でない」と述べ、鉢呂座長はPT役員に慎重派の議員を増やすことを約束した。慎重派からは、総会の報道陣への全面公開や、時間をかけた議論を求める声も相次いだ。
最終更新:10月14日(金)13時45分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000478-yom-pol