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反捕鯨団体SSがさらに装備増強 腐乱臭詰め投擲弾も用意  (産経新聞)


【海外事件簿】 今月初旬、オーストラリアの寄港地から出港した反捕鯨団体、シー・シ



▽つづきはこちら


「われわれは、初めて日本側より強い装備を整えた」などと豪語している。



そもそも日本側の対応は手投げ式の音響弾とか放水、長距離音響装置やらで、殺傷力に重点を置いたものなど一切ない。

それに対して日本より強い装備がどうのと自慢することは、逆にどれほど自分たちの程度が低いか声高に自己紹介しているだけだ。

いや、実際にはあちらさんはボーガンだとか失明の恐れがある液体を投げてきたりとか、船での体当たりとかやっているので、ちっとも 初めて ではないのだが。



 ■09年の総収入は8億以上

 SSの豊富な資金保有ぶりは、SSが毎年、米政府に提出しているNPO年間報告書の決算表に裏打ちされている。報告書によると、SSの2009年の総収入は981万ドル(約8億1400万円)。08年の2・4倍、さらに、5年前に比べると7倍以上に膨れ上がった。06年に南極海で捕鯨妨害を本格的に開始して以来、寄付がさらに集まるようになり、日本をダシにして急成長している実態がはっきりと数字で表れている。



いいな、これ。

日本からも反捕鯨の組織を作って派遣したら儲かるかもしれない。



 ワトソンは12月中旬に公式HPに声明を出し、「われわれは、南極海でクジラを殺す行為を、殺人と同じだと考えている。われわれは自分たちの命に代えて、クジラを守ってみせる」と挑発した。



殺人と同じだと考えている。なるほどなるほどなるほど。それをやめさせるために自分たちの命に代えて身体を張って日本の捕鯨を邪魔すると。

しかしながらその行為は捕鯨船の船員の命を奪わんばかりの勢いで実行されている。

すると、なんだ、考えようによっては、

クジラを殺すこと=人間を殺すこと、であるとして、人間を殺してもオーケイ=クジラを殺してもオーケイ、となってしまいそうな気がするのだが。

それともイエローモンキーは何人殺しても殺人にゃあならねえってのか。


以下、全文。


反捕鯨団体SSがさらに装備増強 腐乱臭詰め投擲弾も用意 

【海外事件簿】

 今月初旬、オーストラリアの寄港地から出港した反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)の抗議船が南極海で、日本の調査捕鯨船団の到着を待ち構えている。SSは新抗議船、ゴジラ号を投入し、昨年に続き、3隻態勢で妨害を繰り広げる。豊富な資金力をもとに、哨戒用ヘリコプターや妨害用高速ゴムボートなども増強。腐乱臭詰めの投擲(とうてき)弾なども用意している。代表のポール・ワトソン容疑者=(60)、傷害容疑などで国際手配中=はメディアに対し、「われわれは、初めて日本側より強い装備を整えた」などと豪語している。(佐々木正明)

 ■09年の総収入は8億以上

 SSの豊富な資金保有ぶりは、SSが毎年、米政府に提出しているNPO年間報告書の決算表に裏打ちされている。報告書によると、SSの2009年の総収入は981万ドル(約8億1400万円)。08年の2・4倍、さらに、5年前に比べると7倍以上に膨れ上がった。06年に南極海で捕鯨妨害を本格的に開始して以来、寄付がさらに集まるようになり、日本をダシにして急成長している実態がはっきりと数字で表れている。

 09年には米元テレビ番組司会者、ボブ・バーカー氏が500万ドルの大金を寄付した。ワトソン代表は長年の友人である動物愛護活動家の紹介で、バーカー氏と面会。「あと500万ドルあれば、日本の捕鯨産業を倒産させることができる」と協力を申し出たところ、もともと、動物愛護や環境保護活動に熱心だったバーカー氏が「君なら、それを成し遂げることができる」と同調し、寄付を約束した。

 今回のSSのパワーアップは、この大口寄付によるところが大きい。豪紙・マーキュリーによれば、ゴジラ号の獲得費用は120万ドル。それまで、南アフリカのクルーズ関連会社が所有していた船であり、今年1月に日本の第2昭南丸と衝突、大破したアディ・ギル号と同じデザイナーが設計したため、アディ号と似た外観をしている。

 ゴジラ号は1998年に建造され、全長35メートル。航行速度は24ノットで、アディ号が2008年に塗り替えるまで、世界一周最短航行のギネス記録を持っていた。日本船団のどの船よりも早く、いったん見つかれば、追跡を振り切ることは難しい。南アフリカのドックで、SSシンボルカラーの黒色に塗装され、船首付近にはゴジラのような怪獣のイラストが描かれた。

 ゴジラ号には11人のクルーが乗船。苛酷な航海となるが、中には女性ボランティアも含まれている。ワトソン代表の右腕でもある同号のロッキー・マクレーン船長は「この船はレーダーに映りにくい素材で作られており、直前まで探知されずに、日本船に近づくことができる」と性能を披露した。

 ■新ヘリは各国海軍も使用

 ワトソン代表が乗船するSSの母船スティーブ・アーウィン号の装備もリニューアルされた。同号のヘリポートに格納され、哨戒用、撮影用のヘリコプターは、「MD500」という機種に替えられた。

 MD500は各国海軍や海上保安当局などでも使われている汎用(はんよう)型の機種で、航続距離は500キロ以上。2時間以上の飛行が可能となり、日本船を探知するための航行海域が一気に広がった。また、SSは従来、日本の捕鯨の実態を伝えるために、上空からの撮影用にもヘリを用いており、燃料さえ確保できれば、SSは妨害期間中、新ヘリをフル活用するとみられる。

 これまでのヘリは、SSクルーの元米軍パイロットの所有物で、SSがレンタルしていた形だった。捕鯨関係者は「ヘリの使用には、所有者の許可が必要で、ワトソン代表でさえパイロットの意向に従っていた。今回、自前のヘリを用意できたことは、上空からの活動がさらに活発になることを意味する」と話す。

 前回、日本側は各船に複数のカメラマンを乗船させ、SSの過激な妨害活動をデジタルカメラで撮影。動画像データを衛星回線で東京まで飛ばし、即時広報態勢を取ることによって、SSの暴力を、動かぬ証拠で全世界に告発することに成功した。一方で、SSは質・量ともに、広報態勢は後れをとり、情報戦では終始、劣勢に置かれた。

 ■投擲する瓶に腐乱臭放つ液体

 今回、スティーブ号はオーストラリアのホバート港に停泊中、船体後方に、球状の物体が新たに設置されていることが確認された。日本側関係者は「形状から見ると、新しい衛星用アンテナの可能性が高い」と指摘。SSは前回の教訓をもとに、情報戦を有利に展開するために、通信設備の拡充を図ったとみられる。

 また、スティーブ号に格納され、妨害時には日本船に張り付いて航行を邪魔する高速ゴムボートの数も2隻から3隻に増えたことも確認された。

 さらに、今回、SSは日本船に投擲(とうてき)するための瓶に、「Pseudo Corpse」という化学物質を詰めることも明らかにした。これは、警察犬の訓練のために使われ、動物の腐乱臭のような強烈な臭いを発する液体という。日本船に投げつけることで、悪臭を拡散させ、甲板での船員の活動に支障を与えようとする狙いがあるとみられる。

 ワトソンは12月中旬に公式HPに声明を出し、「われわれは、南極海でクジラを殺す行為を、殺人と同じだと考えている。われわれは自分たちの命に代えて、クジラを守ってみせる」と挑発した。

 例年通りのルートならば、12月初旬に日本を出港した捕鯨船団は今月末から1月初旬にかけて、南極海海域の調査捕鯨エリアに到達する。

 大捜索網をはり、日本船の影を追うSSには、反捕鯨国の応援団がついており、過去の経緯をみると、日本船の航行情報は、付近を航行する船舶によってSSに集約されている実態がある。南極海の攻防は今後、日本側、SS側の情報戦をまじえながら、激化していくことが予想される。

最終更新:12月25日(土)16時22分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101225-00000528-san-int

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