米首席交渉官、日本のTPP「離脱論」けん制 (読売新聞)
2011.10.29 |Category …海外
【リマ=浜砂雅一】ペルーの首都リマで開かれていた米豪など9か国による環太平洋経済連携協定(TPP)の第9回交渉会合が28日、終了した。
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実質、「交渉」参加は「TPP」参加とイコールなのだ。だから、賛成の立場でも悪質なやつらは、あの手この手の詭弁でもって「とりあえず交渉だけでも」と退路をふさごうとしている。
そして、関税に特例を求めての参加を表明したカナダは「交渉」のテーブルにすらつくことができなかったという事例がある。
どうしたら、TPPにおいて日本の求める条件が採用される余地があると考えられるのだろう。
以下、全文。
読売新聞 10月29日(土)10時47分配信
【リマ=浜砂雅一】ペルーの首都リマで開かれていた米豪など9か国による環太平洋経済連携協定(TPP)の第9回交渉会合が28日、終了した。
米国のバーバラ・ワイゼル首席交渉官は終了後、一部記者団に対し「参加の決断は前もってなされるべきだ。真剣な意志を持たない国には来てもらいたくない」と述べた。
これは交渉参加を検討中の日本政府・与党内にある、国益に合わなければ交渉途中で撤退すればいいとの「離脱論」をけん制し、政府の意思統一を図った上で参加を表明するよう促した発言だ。
一方、ペルーのエドガー・バスケス首席交渉官は閉幕後の記者会見で、「すべての分野で進展があったが、交渉終了に至らなかった」と述べ、11月にハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議での大枠合意に向け、詰めの協議が必要との認識を示した。バスケス氏は、知的財産権などの分野で交渉が遅れ気味だと説明した。
最終更新:10月29日(土)10時47分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111029-00000287-yom-int