友好どころかピリピリ…自衛隊と中国人民解放軍が初交流(ZAKZAK(夕刊フジ))
2010.06.27 |Category …社会
昨年の日中防衛首脳会談での合意に基づき、中国人民解放軍と自衛隊による部隊レベルの交流が今月、兵庫県伊丹市で行われていたことが分かった。
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范上将は七四式戦車や自走りゅう弾砲について「射程は?」などと質問したが、自衛官は「お答えできません」と回答を拒否。すると、范上将は随行武官に中国語で「この砲の自走速度が16キロとは遅すぎるね」とやり返し
16キロのくだりは、わざわざ訊かないでも性能を把握している、という意味なのだろうけども。
自軍の兵器の性能を漏らしたらいけないのは言うまでもなく当たり前のこと。だから自衛官は回答を拒否したわけで、その当然の受け答えに対して
やり返しという表現が出てくるのが甚だ不可解。
この記事を書いた記者は「自衛官が意地悪をした」と勘違いしちゃった脳みそお花畑ちゃんなのだろうか。
いや、まさかな……。
角南総監は「部隊間交流により、相互理解と信頼関係の増進がはかれることは意義深い」と話したが、中国側からのコメントはなかった。
いやいや、それは無茶ってもんだろう。どうやったらあの国と相互理解とか信頼関係とか期待できるのよ。
以下、全文。
2010年06月26日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
昨年の日中防衛首脳会談での合意に基づき、中国人民解放軍と自衛隊による部隊レベルの交流が今月、兵庫県伊丹市で行われていたことが分かった。日中の歴史上、初の画期的な出来事だが、中国海軍の軍備増強など東シナ海での緊張を抱える時期だけに、お互いにピリピリムードが漂い、友好からはほど遠い雰囲気だった。
日中防衛首脳会談は昨年、北京と東京で行われ、中国の軍区と陸自方面隊レベルが相互理解、信頼関係の構築を目的に交流していくことで合意した。これを受け、中国全土に7軍区を持つ人民解放軍のうち、山東省済南市に司令部を置く済南軍区の司令員、范長龍上将ら高官8人が来日。創隊50周年を迎えた伊丹市の陸上自衛隊中部方面総監部を今月15日に公式訪問した。
一行は応接室で角南俊彦総監(陸将)と懇談した後、部隊概要や武器・装備品の説明を受けた。その際、范上将は七四式戦車や自走りゅう弾砲について「射程は?」などと質問したが、自衛官は「お答えできません」と回答を拒否。すると、范上将は随行武官に中国語で「この砲の自走速度が16キロとは遅すぎるね」とやり返し、自衛官の顔が引きつる場面もあった。
角南総監は「部隊間交流により、相互理解と信頼関係の増進がはかれることは意義深い」と話したが、中国側からのコメントはなかった。
今回の交流について、軍事専門家は「中国海軍艦船が沖縄の公海上を白昼堂々と突っ切ったり、訓練中のヘリが警戒監視の海自護衛艦に異常接近するなど、緊張を抱えた中での実施。対中接近姿勢の強い民主党政権下だけに、日中間の政治経済上の思惑を感じる」と話している。
引用元:
http://news.livedoor.com/article/detail/4850641/