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哀川譲氏の小説を自主回収=「井上堅二氏作品と類似」―アスキー(時事通信)


 哀川譲氏のライトノベル「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」(電撃文庫)に盗作の疑いがあることが分かり、発行元のアスキー・メディアワークスは8日、絶版と自主回収を決めた。



▽つづきはこちら

すげえ。何がすげえって素直に盗作を認めて回収しちゃうのもすげえが(争う気すらゼロって何よ)、盗作でデビューできてそこそこ売れてしまうのがすげえ。

その上、筆者が自身をプロ作家であると考えているのも輪をかけてすげえ。

類似した部分が複数ある とのことだから、元よりデビューに足る作品だったのかもしれないが、うーん……。

まあタイトルからしていかにも「今時の流行を取り入れました」的な感じがするし(実際にはわからん)、中身も一緒に取り入れたっていいんじゃないの。

この作家、今後活動を続けられるのだろうか。デビュー作からいきなり回収騒ぎを起こしちゃったら名前を売るには美味しいだろうけれど、出版社からしたら怖いよな。


以下、全文。


6月8日20時14分配信 時事通信

 哀川譲氏のライトノベル「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」(電撃文庫)に盗作の疑いがあることが分かり、発行元のアスキー・メディアワークスは8日、絶版と自主回収を決めた。
 アスキーによると、同作は哀川氏のデビュー作で、文庫書き下ろし作品として5月10日に発売、これまでに4万5000部を発行している。読者からの指摘で井上堅二氏の「バカとテストと召喚獣」(ファミ通文庫)と類似した部分が複数あることが分かった。哀川氏も事実を認め、アスキーのサイトで「プロ作家としての意識の低さ、認識の甘さを深く反省しています」と謝罪した。 


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000172-jij-soci

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