競技用自転車・ピスト、ブレーキなし摘発相次ぐ (読売新聞)
2011.10.01 |Category …社会
ブレーキの付いていないピストバイク(ピスト)と呼ばれる競技用自転車で公道を走り、道路交通法違反(制動装置不良)容疑で交通切符(赤切符)を切られるケ
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事故には「相手」がいることがほとんどであって、頼むから周囲に迷惑をかけないでくれ、という話になってくる。
ファッション性(笑)のためにブレーキを外すなんて、どういう思考回路なんだか。
以下、全文。
読売新聞 10月1日(土)14時32分配信
ブレーキの付いていないピストバイク(ピスト)と呼ばれる競技用自転車で公道を走り、道路交通法違反(制動装置不良)容疑で交通切符(赤切符)を切られるケースが相次いでいる。
摘発件数も増えており、9月28日には東京都内で、お笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳さん(36)も同種の自転車で交通切符を切られた。昨年には、歩行者の死亡事故も起きており、警視庁では「必ずブレーキ装着を」と呼びかけている。
自転車で公道を走るには、前・後輪ともブレーキを装着する必要があり、違反した場合は5万円以下の罰金が科される。ブレーキの整備不良による警視庁の摘発件数は、2009年は2件だったが、10年は661件に急増。今年は8月末までに、前年同期より238件多い614件が摘発されて、自転車の交通違反全体の52%を占めている。9月に入って、愛知や熊本で初摘発されるなど、他県警も取り締まりを強めている。
チュートリアルの福田さんは9月28日昼、世田谷区の都道を、前輪にしかブレーキが付いていないスポーツタイプの自転車で走行中、警察官に呼び止められた。福田さんは所属事務所に、「片方の車輪だけブレーキが付いていれば大丈夫だと勘違いしていた」と釈明、「今後はきちんと整備して違反のないようにしたい」とコメントした。
「自転車文化センター」(千代田区)の村山吾郎学芸員(39)らによると、ピストは近年、雑誌などで紹介され、ファッション感覚で乗る若者らが増加。数万~30万円程度で、最近はメーカーがブレーキ付きのタイプを相次いで発売しているが、ファッション性を重視して取り外す人もいる。
最終更新:10月1日(土)14時32分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111001-00000401-yom-soci