<広島刑務所脱走>監視カメラに死角 逃走の瞬間映らず (毎日新聞)
2012.01.12 |Category …社会
広島刑務所(広島市中区)から中国籍の李国林受刑者(40)=逃走容疑で指名手配=が脱走した事件で、外壁(高さ約5メートル)の工事に伴い、監視カメラに
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受刑者が逃げること自体あってはならないことだが、絶対に逃がしてほしくない人間の一人、という感じ。
こんなのがすぐ近くに潜んでいるかもしれないと思えば、近隣の住民は気が気でないだろうなあ。
警察は本当がんばってほしい。
以下、全文。
毎日新聞 1月12日(木)15時0分配信
広島刑務所(広島市中区)から中国籍の李国林受刑者(40)=逃走容疑で指名手配=が脱走した事件で、外壁(高さ約5メートル)の工事に伴い、監視カメラに死角が生まれていたことが、同刑務所への取材で分かった。工事前は敷地の四隅にカメラがあったが、工事の際に北東角のカメラを撤去。残り3カ所のカメラの方向を変えながら監視していたが、李容疑者が外壁を乗り越えた瞬間は映っていなかった。【寺岡俊、星大樹、石川裕士】
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また、外壁工事に伴って敷地内に設置した仮塀(3~8メートル)を映すカメラはなかった。同刑務所は「結果的に死角が生まれたことを反省している」と管理態勢の不備を認めた。
さらに、李容疑者が姿を消した運動場を囲う壁(高さ2・6メートル)は、一角にある倉庫との隙間(すきま)を利用すれば乗り越えられる構造だったことも判明した。壁と倉庫の間は人間が1人入れるくらいの狭さで、倉庫の壁の出っ張りに足をかけるなどして上ることができるという。11日午前10時半ごろの監視カメラの映像は、隙間から頭を出す人物を捉えていた。所内には98台のカメラが設置されているが、担当の職員は1人だけで、脱走後に映像を再確認するまで気づかなかったという。
李容疑者は現金を所持せず徒歩で逃走したとみられ、広島県警は全署態勢で広島市を中心に緊急配備し、鉄道の駅や空港などを警戒している。広島市教委は12日朝も、近隣の小学校などに保護者同伴の登校などを要請。刑務所の南約500メートルにある市立吉島小3年の孫娘(9)と登校した祖母(64)は「刑務所の人はもっと見張りをしっかりすべきだ。学校や住宅が多い地域に刑務所があることも問題では」と憤った。
李容疑者は殺人未遂などの罪で懲役23年の判決を受け、08年6月から広島刑務所に服役していた。
最終更新:1月12日(木)15時0分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120112-00000050-mai-soci