TV局が暴力団排除強化…紳助さん問題で動き (読売新聞)
2011.09.04 |Category …エンターテインメント
人気タレント島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)が、指定暴力団山口組最高幹部との交際を理由に引退した問題を受け、テレビ局や芸能事務所が再発防止
▽つづきはこちら
テレビ各局は、ほとんどが法令順守の行動憲章を策定しているが、出演契約書に、暴力団との関わりが判明すれば契約を解除できる「排除」規定を設けていないケースが目立つ。
この場合の
関わりは、道端で会ったら挨拶をするとか、旅行に行ったからお土産をあげるとか、そういう話じゃないよね。
当人も不法な行いに一枚噛んでいるような、黒い状況を指しているのでないか。
でもって、一般的に、タレントは事故を起こしたり罪を犯したりした時点で、番組を降板させられたり活動を自粛させられたりするわけで。
今さら
暴力団との関わりがどうとか設けなくても、排除はできると思うのだが。
だからこの動きはポーズなのだろうなあ、と。
以下、全文。
読売新聞 9月4日(日)12時12分配信
人気タレント島田紳助(本名・長谷川公彦)さん(55)が、指定暴力団山口組最高幹部との交際を理由に引退した問題を受け、テレビ局や芸能事務所が再発防止に動き始めた。
法令順守の取り組みを強めたり、タレントらと交わす出演契約書への「暴力団排除」規定の新設を検討したり。以前から「黒い交際」がうわさされていた島田さんを重用するという甘い体質を問われたことで、重い腰を上げた格好だ。
テレビ各局は、ほとんどが法令順守の行動憲章を策定しているが、出演契約書に、暴力団との関わりが判明すれば契約を解除できる「排除」規定を設けていないケースが目立つ。
毎日放送、関西テレビは、番組によっては出演者と契約書を交わさず、口約束とすることも少なくないといい、その見直しを図る。
「暴力団との交際に関する排除項目を契約段階で示すようにすれば、一定の抑止効果は得られる。今後、検討したい」と毎日放送。関西テレビも「排除を盛り込んだ契約書の徹底について、その実効性も含めて考えたい」とする。
読売テレビは、今秋をめどに、出演者や制作会社との契約書に「反社会的勢力排除条項」を新設する方向で検討に入った。
島田さん司会の「クイズ!紳助くん」を制作してきた朝日放送は「慎重に検討を進める」としている。
NHK大阪放送局とテレビ大阪は、排除に関する条項を既に設けている。
一方、島田さんが所属していた吉本興業は、タレント、社員が24時間利用できる相談窓口の開設を検討している。
同社では2003年に法令順守に関する社内委員会を設置。05年からは、約800人の所属タレントと全社員に、警察OBらによる年1回の研修会を義務付けた。島田さんも受講していたが、暴力団との関係は断ち切れなかった。
同社にとってはこれまでの対応が問われる事態で、「さらに対策を強化しなければ」と担当者。研修内容の拡充も図りたいとする。
松竹芸能は8月末、タレント、社員向けの初のコンプライアンス(法令順守)セミナーを東京、大阪で開催。参加できなかったタレントらには内容を収録したDVDを配布するという。
最終更新:9月4日(日)12時12分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110904-00000210-yom-ent