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「侵略」イネ科、国内初確認…生態系乱す恐れ (読売新聞)


 米国やニュージーランドなどで深刻な外来生物問題を引き起こしているイネ科スパルティナ属の植物の一種「スパルティナ・アルテルニフロラ」が、愛知県豊橋市



▽つづきはこちら

誰かが繁殖させる意図で持ち込んだのでなく、水の中に紛れ込んだ程度でここまで広まってしまうのか。

それだけ強い種であるならば、有効活用できればそれでよいのかもしれないが、生態系が乱されるとあってはやはり駆除する方向でいくべきなんだろうなあ。


以下、全文。


読売新聞 8月14日(日)3時7分配信

 米国やニュージーランドなどで深刻な外来生物問題を引き起こしているイネ科スパルティナ属の植物の一種「スパルティナ・アルテルニフロラ」が、愛知県豊橋市で繁殖していることが分かった。

 スパルティナ属が国内で見つかったのは初めて。外来生物法で輸入が禁止されている同属の「スパルティナ・アングリカ」に近い種で、繁殖力が強く、国内の生態系を乱す恐れが強いという。

 環境省の委託で外来生物の情報収集をしている財団法人・自然環境研究センター(東京都台東区)によると、見つかったのは豊橋市南部の梅田川河口付近で、約1キロにわたり、高いところで約2メートルに成長し、群落を作っていた。

 原産地は北米東部。アルテルニフロラを含むスパルティナ属が侵入した米国西部ワシントン州では、干潟が草地に変わり、魚や鳥の餌場や生息地が失われたという。

 日本への侵入経路は不明だが、繁殖地が国内有数の貿易港の三河港に近いことから、積み荷のない船がバランスを取るために積むバラスト水に「種子が紛れ込み、外国から持ち込まれた可能性がある」(「愛知県移入種検討会」の滝崎吉伸委員)という。

最終更新:8月14日(日)11時37分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110814-00000076-yom-soci

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