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ネズミは仲間見捨てない…米大学チーム確認 (読売新聞)


 【ワシントン=山田哲朗】自分は得するわけでもないのに、困っている仲間を助ける。他人の感情を共有するそんな「共感」の能力をラットも備えていることが、



▽つづきはこちら

群れで暮らす動物なら大なり小なりそういうものを持っているのでないか、とも思うが。

こういうことが分かってきて、研究者たちはネズミを実験に使うことに抵抗を感じてしまったりしないのだろうか……。


以下、全文。


読売新聞 12月9日(金)12時30分配信

 【ワシントン=山田哲朗】自分は得するわけでもないのに、困っている仲間を助ける。他人の感情を共有するそんな「共感」の能力をラットも備えていることが、米シカゴ大学チームの実験でわかった。

 人以外では、これまでサルでしか確認されていなかったという。9日付の米科学誌サイエンスで発表した。

 実験では、まず、わなの扉を外から頭で押して開けられるようにラットを訓練。そして1匹のラットをわなに閉じこめると、訓練を受けたラットは扉を開けて仲間を救出した。

 わなの外にチョコレートがあるときも、自分が独り占めできなくなるのを承知でラットは扉を開けてやった。出てきたラットと接触できないようにしても行動は変わらず、仲間と一緒にいたいという自分の一方的な望みが動機でもないらしい。雌の方が仲間を助ける傾向が強かった。

最終更新:12月9日(金)12時30分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111209-00000528-yom-sci

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