福島第1原発の放射性物質漏出 フィルター9年間点検せず(河北新報)
2010.08.14 |Category …国内
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で昨年10月、雑固体廃棄物減容処理建屋の排気口から微量の放射性物質が検出されたことについて、東京電力は12日、フィルターの点検を約9年間行わなかったことが原因とする調査結果を発表した。
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日本の原発アレルギーは凄まじさといえば、どんなに万全を期したところでネチネチと突付かれてしまうほどなのに、こういう不備を晒したら絶好の口実になるじゃないか。
代用品がないとしても様子くらいは見てもよかったんじゃないかな。
現場の状況が分からないので、適当なこと言ってるけど。
以下、全文。
8月13日10時31分配信 河北新報
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で昨年10月、雑固体廃棄物減容処理建屋の排気口から微量の放射性物質が検出されたことについて、東京電力は12日、フィルターの点検を約9年間行わなかったことが原因とする調査結果を発表した。
東電によると、発電所内で発生した廃棄物を焼却した際に発生する排気から灰などを取り除くフィルターを長期間点検せず、フィルターが目詰まりを起こした。このためフィルターの固定部品が変形し、すき間ができて灰などが漏れ出した。
漏れた灰は次に通過するフィルターも詰まらせ、周囲をふさいでいたシールが損傷。ろ過されない排気が外部排出された。排出された放射性物質は、国の基準に比べて十分低い濃度という。
フィルターは2000年12月から01年2月にかけて点検。06年にも点検する計画だったが、フィルターの取り付け部品の一部にアスベストが使用されていたため代用品が見つかるまで見送り、今年3月になって点検したという。
東電の現在の規定でフィルターは4年に1度点検することになっていた。
最終更新:8月13日10時31分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100813-00000012-khk-l07