“男も日傘” 猛暑で熱中症対策 ファッションにも(産経新聞)
2010.08.15 |Category …社会
猛暑が続き、熱中症の不安が増すなか、ビジネスマンを中心に男性用日傘が話題を集めている。傘専門店では売り上げが前年比20%増を見込んでおり、有名タレントとの共作商品は即日完売する人気ぶり。百貨店では8月上旬から品薄状態が続くなど「“日傘男子”が浸透してきたのでは」(売り場関係者)と市場の広がりに期待を寄せている。
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「こういう流行がある」という紹介でなく、何らかの出来事に無理やりラベリングして、その名称の方を流行らせることに必死になっているというか。
そりゃあ分かりやすさは必要だろうけどね、自分が目立ちたいだけちゃうんかと。
以下、全文。
8月14日15時13分配信 産経新聞
猛暑が続き、熱中症の不安が増すなか、ビジネスマンを中心に男性用日傘が話題を集めている。傘専門店では売り上げが前年比20%増を見込んでおり、有名タレントとの共作商品は即日完売する人気ぶり。百貨店では8月上旬から品薄状態が続くなど「“日傘男子”が浸透してきたのでは」(売り場関係者)と市場の広がりに期待を寄せている。
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「あまりの暑さに、『今日から日傘男子になります』と宣言される方もいます」。明治29年創業の傘販売店「心斎橋みや竹」(大阪市西成区)の店長、宮武和広さん(51)はこう話す。
12年前から男性用日傘を取り扱っているが、当時の販売本数は年間約10本。しかし、ここ数年は売り上げ増加が顕著で、今年は前年比約20%増の1200本が見込まれており、12年前に比べると120倍という伸びをみせている。
購入者は関東や関西など大都市圏で働く20~40代のビジネスマンが中心。「最近は新たに扱う店も増えましたね」と宮武さん。業界の一部では、男性用日傘が今年は前年比2倍近く売れるとの強気の見方もあり、猛暑続きで市場が一気に開花した格好だ。
百貨店などの店頭販売でも男性用日傘は浸透しつつある。高島屋大阪店(大阪市中央区)では、梅雨明け後の7月下旬以降から売れ行きが伸び、8月上旬には品薄状態に。「前年より売れ行きは伸びています。入荷すれば確実に売れる状態ですね」(広報担当者)と手応えを語る。
阪急百貨店「メンズ館」(同北区)でも、ここ数年は年間200本程度がコンスタントに売れている。なかでも50~60代の男性が売り場を訪れる姿が目立ち、同店紳士服商品部のバイヤー、手嶋真由美さんは「年配のビジネスマンが熱中症対策で購入されているようです」と説明。暑さが厳しくなるにつれ、夫や家族の健康を気遣う女性が贈答用に購入する姿も増えるといい、「デザインや携帯性が改良されれば、市場はさらに拡大する」と分析する。
その言葉を裏付けるように8月10日、宮武さんがタレントのいとうせいこうさんと共同で製作したドクロ柄の「男の日傘『Docrot(ドクロ)』」をインターネット上のツイッターで限定販売を始めたところ、準備していた36本が即日完売。今でも追加販売の問い合わせがあるという。
宮武さんは「これまで男性用日傘は中性的なファッションとして敬遠されがちだった。だが男性ファッションとしての需要が出てきたのではないか。今後はデザイン性がより重要視される」と話している。(伊豆丸亮)
最終更新:8月14日20時18分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100814-00000109-san-soci