「平成の開国」訴え、政府がTPP説明会 (読売新聞)
2011.02.27 |Category …政治
政府は26日、環太平洋経済連携協定(TPP)など貿易自由化と農業改革に関する初の地方説明会「開国フォーラム」をさいたま市で開き、農業関係者を含む一
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「アジア・太平洋の活力を取り込むことは必要不可欠だ」と、貿易自由化の重要性を訴えた。
言われてみれば、なるほど貿易自由化とやらは重要そうだ。けれども、なぜ「TPPなのか」の説明になってないよね。
あれ、説明したつもりになってる? 説明されたつもりになってる?
TPPに加盟済みまたは加盟予定の国家は、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、オーストラリア、ペルー、アメリカ、ベトナム、マレーシアの9ヶ国。
そのほかに韓国も参加に前向き、コロンビアと台湾とフィリピンも参加の意向を示しているらしい。
中国は考えた結果乗らないことに決め、また、カナダは名乗りを上げたらしいけれども断られたそうな。というのが、以上、Wikipediaから。
で、だ。アジア・太平洋の活力がほしいだとか世界の孤児がどうたらこうたら、要するに、推進派の方々は上の9ヶ国を取引相手にしたいよー、と仰るわけだ。
それってFTAやEPAじゃダメなんですかね。ざっと見た感じ、上に挙げた国のほとんどと日本は協力関係にあるようだけれど。
元から協力関係にある国々を相手に、また別の枠を新たに作って、そこに入る入らないで「平成の開国」だとか「世界から取り残される」とか、お前ら何を言っているんだ、と。
きちんとメリットデメリットについて考えているんですかと。
結局、中身について知らないくせに「大きなことを成し遂げた実績」がほしいだけちゃうんかと。
それとも、これまでの政権がやった仕事に乗るのは格好悪いとか考えちゃって「俺たちは前政権とは一味違うんだぜ」と主張したくなってしまう病気が、またもや発症してるんですかね。それで何回痛い目を見たと思っている。
以下、全文。
読売新聞 2月26日(土)13時16分配信
政府は26日、環太平洋経済連携協定(TPP)など貿易自由化と農業改革に関する初の地方説明会「開国フォーラム」をさいたま市で開き、農業関係者を含む一般市民約350人が参加した。
菅首相が唱える「平成の開国」の意義を国民に直接訴え、6月をめどに可否を判断するTPP交渉への参加に向けた理解を得るのが狙いで、3月下旬まで順次、札幌や福岡など全国計9か所で開かれる。
フォーラムでは、玄葉国家戦略相が、少子高齢化で国内市場が縮小するなどの問題を説明し、「アジア・太平洋の活力を取り込むことは必要不可欠だ」と、貿易自由化の重要性を訴えた。その後、地元の農業従事者や経済界の有識者らも参加したパネルディスカッションが行われた。
最終更新:2月26日(土)13時16分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000413-yom-bus_all
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