俺の横槍

　２５、２６日に行われた入試問題の一部が、試験時間中にインターネットの掲示板に正解を求める書き込みとともに投稿された、京大では、試験会場への携帯電話

ワイヤレスでネットに接続できるネットブックと、一目でそうとわからないよう偽装したWebカメラ。上着にカメラを仕込むなりしておけば、ケータイで撮影・送信するより目立たず実行できるのではないか。

で、それを見ている外部の人間が掲示板に書き込んだり、試験を受けている者に指示を出したり。小型で無線式のイヤホンなら毛髪で隠すこともできそうだから、指示を受けるだけならできそうだ。

機器一式の駆動音だったり、試験会場に持ち込める荷物の分量とかにもよるんだろうけど、手軽に外部とやり取りできてしまう今時はもっと厳重に荷物チェックをしなけりゃならんのかもね。

それこそ空港のゲートにあるような金属探知だとか、当日は控え室で用意された衣服（病院で患者が着るようなシンプルなやつ）に着替えて、あらかじめ審査を受けた荷物だけ持ち込み可能だとか。

ただでさえ生徒数が減少しているというのに、そこまでコストをかけられるかというと甚だ疑問だが。ばっちり対策したって、頻繁に起きるような事件でもないわけで。

ああ、そこまでしないでも、試験中に強力な妨害電波を発生させるなりして外部との通信を絶てばいいのか。


以下、全文。

読売新聞 2月27日(日)10時0分配信

　２５、２６日に行われた入試問題の一部が、試験時間中にインターネットの掲示板に正解を求める書き込みとともに投稿された、京大では、試験会場への携帯電話の持ち込みを禁じてはいないが、試験中は電源を切るよう指示している。

　試験中の使用を見つけた場合は、不正行為とみなすことがあると受験生に周知している。会場には最低２人の監視員を配置しているが、今回の試験で携帯電話の使用を注意されたケースはなかったという。

　しかし、知恵袋への投稿にはパスワードとＩＤを共有すれば、異なる携帯電話でも同じハンドルネームで投稿ができるため、複数の人物が協力して投稿した可能性がある。受験者が入試問題をカメラ付き携帯電話で撮影し、試験会場外の第三者にメールなどで送ったうえで、その第三者が投稿したことも考えられる。

　今回の試験問題流出について、文部科学省幹部は「入試制度の根幹を揺るがす事態。京大以外の大学も含め、調査することになる」としている。

最終更新:2月27日(日)10時0分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000161-yom-soci