仙谷氏が拉致相続投に言及 家族会主催の国際シンポで (産経新聞)
2010.12.10 |Category …政治
拉致被害者の家族会や超党派の国会議員でつくる拉致議連が主催する国際シンポジウム
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家族会は専任の担当相設置を求めたが、仙谷氏は「やれることは何でもやる」と兼務を続ける意向を示した。
「やれることは何でもやる」じゃないよ。できないと思われているから兼務じゃなく専任をよこせと言われてるんだろ。こうも誠意の欠片も感じ取れない返答をよくもできたものだ。
以下、全文。
産経新聞 12月10日(金)16時24分配信
拉致被害者の家族会や超党派の国会議員でつくる拉致議連が主催する国際シンポジウムが10日、東京都内で開かれ、仙谷由人官房長官が拉致問題担当相を兼務後初めて家族会関係の集まりに出席した。家族会は専任の担当相設置を求めたが、仙谷氏は「やれることは何でもやる」と兼務を続ける意向を示した。
田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(72)が冒頭、「担当相が何回も替わって私たちが取りつく島もない。政府に解決する姿勢が見えない。年を取り焦燥感が高まる。兼務ではなく専任の担当相を置いてほしいのが私たちの願いだ」と訴えた。
続いてジャーナリスト、櫻井よしこさんが司会として「国民の命、国家のあり方がかかっている問題について片手間にみえる対応でいいのかうかがいたい」と仙谷氏へのあいさつにつないだ。
仙谷氏は「お子さんや兄弟が拉致されるという想像だにできない人権蹂躙(じゅうりん)から30年以上。政府の責任者としていまだ解決できず、たいへん申し訳ない」と述べた。さらに韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃などの発生に触れ、「やれることは何でもやる、行動に移すという決意で担当相を務めたい」と専任の担当相設置ではなく、自らが兼務を続ける意向を示した。
仙谷氏は会が始まる5分ほど前に登壇。終始落ち着かない様子で、準備したあいさつ文に目を落としたり、頭をかいたりしていた。開始前には、会場から「針のむしろではないので安心して」などと声が飛んだ。仙谷氏はあいさつを終えると30分ほどで会場を後にした。
最終更新:12月10日(金)17時35分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000581-san-soci