八ッ場ダム継続、「無駄な2年間だった」と地元 (読売新聞)
2011.12.23 |Category …政治
建設継続か中止かで揺れていた八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設が22日、決まった。 当時国土交通相だった前原民主党政調会長が中
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こういう「結局もとの路線が正しかった」と証明することばかりだよね、民主党。
2年もかけて何をやっているんだか。
以下、全文。
読売新聞 12月23日(金)8時56分配信
建設継続か中止かで揺れていた八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設が22日、決まった。
当時国土交通相だった前原民主党政調会長が中止を表明してから約2年3か月。水没予定地の川原湯温泉ではこの間、7軒の旅館のうち2軒が先行きの見通しが立たずに休業に追い込まれた。「無駄な2年間だった」。地元からは、建設継続に安堵(あんど)の声が上がる一方、長い空白期間を生んだ民主党政権への不信感も渦巻く。
「ようやく一安心。これで本腰を入れて次の旅館のビジョンを決められる」。最盛期には収容人員150人と同温泉最大規模を誇った老舗旅館「柏屋」の豊田幹雄社長(45)は自宅で、「建設継続」を伝えるテレビニュースを見ながらうなずいた。
ダム建設に伴い、鎌倉時代に発見されたとされる同温泉は、現在より約30メートル高台の代替地に移転し、「ダム湖畔の温泉街」として再出発することが決まっていた。豊田社長も、温泉と介護施設を合わせた「使い勝手のいい旅館」を作る構想を描いていた。
ところが、2009年9月、前原氏が「マニフェストにあるから中止します」と明言。豊田社長は「この先どうなるんだろう」と途方に暮れた。
各旅館は代替地での移転新築に備えて設備投資を極力抑えてきたため、老朽化が目立つ。柏屋も設備の補修を重ねて運営してきた。建設中止表明で先行きが不透明となり、「赤字を膨らませるより資金を温存しよう」と10年3月に宿泊営業を休止。その後は細々と日帰り入浴客を受け入れてきたが、先月15日、看板を下ろし、現在地での営業を終えた。移転先は、用地交渉が難航して整備が遅れ、新しい柏屋の完成のめどは立っていない。「無駄な2年間だった。民主党はマニフェストにこだわり、絵空事を言い過ぎた」。豊田社長はこう憤った。
最終更新:12月23日(金)8時56分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111223-00000014-yom-soci