14年打ち上げ、危機的状況に=開発費、概算要求の半分以下―探査機「はやぶさ2」 (時事通信)
2011.12.24 |Category …政治
小惑星の砂粒を世界で初めて採取した探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」を計画通り2014年に打ち上げられるか、危ぶまれる事態となった。12年度
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お財布事情も大事であろうが、この「時期」を逃せば、いくら金を積んだって遅れを取り戻せなくなる可能性が大きいと分かっているのだ。
ここでゴーサインを出さずにどうするの、っていう。
動かせない予定のほうに重きを置いて予算を組むものじゃないのかなあ、普通。
以下、全文。
時事通信 12月24日(土)10時21分配信
小惑星の砂粒を世界で初めて採取した探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」を計画通り2014年に打ち上げられるか、危ぶまれる事態となった。12年度予算案の開発費が30億円と11年度と同額に抑えられ、概算要求の73億円の半分以下となったためだ。文部科学省は減額分を13年度予算で確保したい意向だが、開発が間に合うか厳しくなる。
はやぶさ2を14年の7月か12月に打ち上げる理由は、目標とする小惑星「1999JU3」が「イトカワ」と違い、水や有機物を含む鉱物が多いとみられる数少ないタイプであるためだ。回収できれば地球の海や生命の起源を解明する手掛かりになる。イトカワと同様に地球と火星の間にあるため探査可能だが、それ以外の同じタイプの小惑星は遠くにあり、往復できない。
宇宙航空研究開発機構の吉川真准教授は「すぐに諦めず、14年打ち上げを目標に頑張るとしか言えない」と話している。15年は打ち上げ方向などのリスクが大きく、次のチャンスの19~20年では欧米に先を越される恐れがある。機体開発費の目標は約160億円だった。
最終更新:12月24日(土)16時33分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111224-00000029-jij-soci