東電清水社長、吉田所長を口頭注意 (読売新聞)
2011.06.09 |Category …政治
東京電力は8日、福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長を口頭で注意したことを明らかにした。 東日本大震災発生翌日の3月12日、東電
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東電は1号機の炉心を冷やす海水注入の作業を一時中断すると決めたが
この一文のどこかにカッコつきで「(官邸の指示により)」と入れた方がいいんじゃねえの。
菅首相は「正しい判断だった」と述べ
すっかり菅首相の「誤った判断」がなかったことになっているけれども。
まず、現場ではマニュアルにしたがって注水がはじまった。
で、斑目何とかという人間が菅首相に「注水による再臨界の可能性はゼロではない」(=ほとんどゼロだが「絶対」はない、という科学者の言い回し)といった旨を説明。
それを菅首相が意味を取り違えて「そんな話は聞いていない」といつもの大激怒。責任は取らないくせに自分の影響下に物事がないのが気に入らない性分が炸裂して、注水の中止の指示に繋がる。
落ち着いてみると、それでもやっぱり普通は注水するべき、注水をしたほうがいいでしょー、となって再び注水の指示となった。
大雑把に書けばこんな具合でしょ。
それが、
・実際には現場は指示に従わず注水を継続
・菅首相の言動の不自然さが明らかになるにつれて閣僚が「そんなことはなかった」ともみ消しにかかる
というわけで、注水を続けた現場の判断は正しかったのに「命令違反」が出来上がってしまった。
いくら上が狂っていても、命令に従わなければ怒られる。
たまらんよね。
以下、全文。
読売新聞 6月8日(水)22時23分配信
東京電力は8日、福島第一原子力発電所の吉田昌郎所長を口頭で注意したことを明らかにした。
東日本大震災発生翌日の3月12日、東電は1号機の炉心を冷やす海水注入の作業を一時中断すると決めたが、実際は吉田所長の判断で注入を続けていた。
清水正孝社長が6日、吉田所長に対し、事実を2か月以上本店に適切に報告していなかったことを注意したという。人事上の処分には当たらないとしている。
海水注入の継続について、菅首相は「正しい判断だった」と述べ、責任を問う必要はないとの考えを示していた。
最終更新:6月9日(木)0時14分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00001036-yom-bus_all
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