俺の横槍

　自民党の谷垣禎一総裁は１５日のテレビ東京の番組で、政府が交渉参加を検討している環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）について「全体の協議もしないこ

なーに馬鹿なことを言っているんだ、と思えば、

「全体の協議もしないことでいいのか。協議しながら国策、国益にかなうか判断しないといけない」と述べ、交渉には参加すべきだとの考えを示した。

この　全体の協議　は「日本国内」でのお話だよね。「政府として内閣として（TPP）全体の話し合いもせずに、国策国益について決め付けるのはどうなのよ」以上の発言でないでしょうよ。

そのほうが後の

谷垣氏は同番組で「参加するか、もう少し議論しないといけない。あまり拙速に判断してはいけない」とも話した。

とも合致するよね。

それが記者が言うことには、

交渉には参加すべきだとの考えを示した。　となるらしい。この「交渉」の頭には（TPP)がつくものだよね。

（TPP)　交渉には参加すべき　。

「まず話し合いだ」と「交渉に参加」だと、意味がかなり違ってくるけど。

記者が思い込みでこう書いたのか、読者にミスリードさせるよう記しているのか、興味がわく。

とはいっても予想の域を出ないのだけれど、谷垣本人の口から出た発言であるなら、きちんとかぎ括弧内に収めるべきだわ。


以下、全文。

毎日新聞 10月15日(土)20時40分配信

　自民党の谷垣禎一総裁は１５日のテレビ東京の番組で、政府が交渉参加を検討している環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）について「全体の協議もしないことでいいのか。協議しながら国策、国益にかなうか判断しないといけない」と述べ、交渉には参加すべきだとの考えを示した。

　自民党はＴＰＰの対応を検討するため、「外交・経済連携調査会」（高村正彦会長）を新設し、近く議論を始める。しかし、交渉参加を巡って、賛否が割れており、意見集約に時間がかかる見通し。谷垣氏は同番組で「参加するか、もう少し議論しないといけない。あまり拙速に判断してはいけない」とも話した。

　一方、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は１５日のＴＢＳの番組で、ＴＰＰ交渉の参加について「党内で議論しているが、大きな流れとしては日本が生き残っていく上で、そういう方向性（で進める）という認識はある」と一定の理解を示した。【佐藤丈一、岡崎大輔】

最終更新:10月15日(土)21時3分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111015-00000074-mai-pol