7498棟が倒壊の恐れ=公立小中、震度6強で―文科省調査(時事通信)
2010.07.21 |Category …政治
公立小中学校の校舎や体育館などの施設12万4238棟のうち、震度6強以上の地震で倒壊する危険性が高い建物が、4月1日時点で推計7498棟に上ることが21日、文部科学省の調査で分かった。2009年度中に1682棟の耐震化が完了した半面、耐震診断が進んだ結果、1871棟が新たに危険と判定され、危険な建物は前年同期から189棟増加した。
▽つづきはこちら
まあ明日明後日にでもすぐ地震が起きるわけじゃないといえばその通りなんだが、いつ起きてもいいように備えるもんだろ、そういうのは。起きなけりゃ起きないで「よかったね」で済むことじゃん。
民主党の目玉政策(笑)は、基本、このように一見それとわからないがなくては困るところからごっそり削って予算を仕立て上げているので、本当に危機的な状況になったとき、自分たちがどうなるか支持者はご存知なのだろうか。
以下、全文。
7月21日17時6分配信 時事通信
公立小中学校の校舎や体育館などの施設12万4238棟のうち、震度6強以上の地震で倒壊する危険性が高い建物が、4月1日時点で推計7498棟に上ることが21日、文部科学省の調査で分かった。2009年度中に1682棟の耐震化が完了した半面、耐震診断が進んだ結果、1871棟が新たに危険と判定され、危険な建物は前年同期から189棟増加した。
調査結果によると、全体の耐震化率は73.3%で、前年から6.3ポイント改善した。耐震性に問題があるとされた26.7%(3万3134棟)の内訳は、耐震性がなく未改修が3万1665棟、耐震診断未実施が1469棟。
このうち、危険性の高い推計7498棟(診断未実施分も含む)の都道府県別内訳は、大阪が最多の545棟、次いで北海道503棟、埼玉394棟など。耐震化率は、神奈川(96.1%)、静岡(94.3%)、宮城(93.5%)などが高く、山口(53.0%)、広島(53.3%)、茨城(55.7%)などが低かった。
調査には、09年度補正予算などで工事中の建物や、10年度当初予算などによる耐震化事業は含まれていない。政府は10年度予算予備費も活用した耐震化事業の実施を地方に促しており、これらの工事が完了すれば、耐震性に問題のある建物は、約9400棟減り、約2万3700棟になる見込みだ。
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100721-00000108-jij-pol