妻と息子が同時に溺れる!夫が先に助けたのは・・・・
2009.12.02 |Category …海外
もしも、妻と息子が水の中で溺れていたら、先にどちらを救う? 本当に、このような状況がニュージーランドで起こってしまった。
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2009年12月01日19時21分 / 提供:ロケットニュース24
もしも、妻と息子が水の中で溺れていたら、先にどちらを救う? 本当に、このような状況がニュージーランドで起こってしまった。
先月26日、ニュージーランド・ウェリントンに住んでいる夫・Stacy Hortonさんにこのような苛酷な選択の瞬間が訪れた。この日、Horton家の郵便受けが10代の青少年によって壊された。それを目撃したHortonさんの妻Vanessaさんは、13歳の息子Silva君とその友人、犬を車に乗せ、その少年らの車を追った。
だが、出発するやいなや、車の重心を失い、近くの川に転覆してしまったのだ。
車が転覆する音と悲鳴を聞いた夫・Hortonさんは事件発生2分後に川岸に到着。息子の友人と犬は車から抜け出して川から上がってくることに成功したが、妻と息子は車内から抜け出すことはできない状況だった。Hortonさんは川に入ってひとまず妻を救うためにありったけの力を振り絞った。 だが、妻を救った一方で、息子を乗せた車は徐々に水の下に沈んでいった。(画像をもっと見る)
連絡を受けて出動した救助隊員らは、息子のSilva君を助けることができず、その翌日、死体で発見された。Hortonさんは現地メディアとのインタビューで「妻を安全に川から引き上げて、振り返って見た瞬間、ヘッドランプの明かりが消えていった。 息子の死を認めなければならなかった。」と涙声で話した。
引用元:
http://news.livedoor.com/article/detail/4481300/
生涯を寄り添う伴侶と自らの血を分けた子供、どちらを先に救うか、というと、自分がそういった状況になることはないだろうから(持っていないものをなくすことはできないという意味だ)想像するしかないのだが。
むずかしい。
何を基準にするか。
血筋はたぶん理由にならない。極端なことを言えば伴侶か子供、どちらか助かれば、二人の血を引いた子供を残すことができるからだ。
これまでの時間を共にした伴侶か? まだまだ未来のある子供か? 大人のほうが頑丈だから後回しでいいか? 子供は生命力が強そうだから急がなくても何とかなるか?
どちらのドアが自分から近いか? どちらがより危険な状況か? 助けようとしたほうが一目で絶望的であるとわかったら、さっさと諦めてもう一方へ行くべきか? そもそも自身が、助けにいけるような状態にあるのか?
どれもあまりいい想像じゃない。
仮定に仮定を重ねてしょうもない限りだが、もしも自分が助けられる側であるとしたら、子供のほうを先にして欲しいと思う。
もしも自分が助かって子供が死んでしまったら、きっと伴侶の判断を責めてしまうかもしれない。その点、自分がくたばっておけば自分はちっとも困らない。
まあ、そうなれば子供が同様の傷を負ってしまうかもしれないので、やはりどちらも助かるのがベストなんだろうが。
っていうか、いたずらの犯人を家族総出で追いかけるっていう状況がよくわからないなあ、などと言ったら、いけないだろうか。