俺の横槍

　栃木県鹿沼市でクレーン車が歩道に突っ込み小学生6人が死亡した事故で、逮捕された運転手柴田将人容疑者（26）が勤務するクレーン会社は22日、容疑者の

飯を食っていくために持病を隠さざるを得なかった、という面もあるかもしれない。持病と付き合ってきた半生という背景にも同情の余地はあるかもしれない。

が、であればこそ、薬の飲み忘れなどという初歩的なミスは絶対にしてならないことでないだろうか。

隠すという選択をしたなら最後まで隠し通すべきで、それに失敗した結果がこれでは、あまりに犠牲者が報われない。


以下、全文。

時事通信 4月22日(金)17時7分配信

　栃木県鹿沼市でクレーン車が歩道に突っ込み小学生6人が死亡した事故で、逮捕された運転手柴田将人容疑者（26）が勤務するクレーン会社は22日、容疑者の母親から届いた手紙を公開した。手紙で母親は「持病などを隠した結果、迷惑をかけた」と謝罪している。
　手紙は便箋1枚で、「持病や執行猶予中であることを（親子で）隠した。心苦しかったが、息子が喜んで働いている姿に本当のことを話せなかった」と告白。事故の後、自分が経営する店を閉めることになったと報告し、「一生かけて償う。許してください」と結んでいる。
　同社によると、手紙は会社宛てで21日夜に見つけた。母親に連絡したところ、公表を了解したという。同社副社長は「入社後知らされていれば、防げたかもしれない」と疲れた表情で話した。　

最終更新:4月22日(金)17時9分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000101-jij-soci