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小6教科書で陛下“呼び捨て” 皇室軽視強まる (産経新聞)


 天皇陛下に敬称を付けず“呼び捨て”の記述が文部科学省の教科書検定をパスし、今年4



▽つづきはこちら


文科省は「教科書記述の内容に誤りがあるわけではない」とする。



誤りでないにせよ、正しいと断言できないのであれば、わざわざ挑戦するのもどうかと思うけど。

日常生活において、目上の人に対して「敬称略」とか、あまりやらないっしょ。だというのに、子供に物事を教える場においてそれをやる。やっぱり自然じゃないよね。

まあ「目上の人」という表現が的確かちょっとわからないが……この教科書中の「皇室軽視」が、子供たちの思想を操作するためにやっているのなら、大人気ない気がするな。

あるいは単に、著書自身が、学生時代に皇室のことを教わる機会がなく、他意がないままそういう表記をしてしまうことも考えられるのではないか。

俺も学生時代に皇室について学んだ記憶がない気がするもん。もっときちんと授業に取り入れるべきだよ。


以下、全文。


産経新聞 1月11日(火)1時11分配信

 天皇陛下に敬称を付けず“呼び捨て”の記述が文部科学省の教科書検定をパスし、今年4月から小学校6年生の教科書として供給・使用されることが10日わかった。巻末の用語の索引に「天皇」を盛り込まなかった教科書もあった。天皇、皇后両陛下はじめ「皇室軽視」の傾向はこれまでも教科書でみられたが、学習指導要領では「天皇への理解と敬愛の念を深める」よう求めている。専門家からは「指導要領の趣旨が教科書に十分浸透していない」との批判の声が上がる。

 敬称がない表記があったのは、小6社会の教科書。文科省の検定を通過した4出版社のうち教育出版と日本文教出版、光村図書の教科書が、陛下ご自身が写った写真を説明する際に「文化勲章を授与する天皇」「インドの首相をむかえた天皇」と表記していた。

 2つの教科書を出す日本文教出版は、別の教科書でも天皇、皇后両陛下の写真説明を「福祉施設を訪問される天皇と皇后」と表記。「される」と敬語はあるが敬称はなかった。

 「天皇」という地位自体の説明は、憲法や法律、指導要領でも敬称を付けずにただ「天皇」と記述し、新聞や出版物も同様。しかし、陛下ご自身の行動や表情などを伝える際には必ず敬称をつけるのが一般的。

 しかし、教科書は陛下に敬称がなく、一方で一般国民や外国人らの名前には「被爆体験を持つ○○さん」「緒方貞子さん」(元国連難民高等弁務官)などと敬称があった。

 東京書籍は“呼び捨て”はないが、教科書の重要語を並べた巻末索引に「天皇」はなし。一方で「内閣総理大臣」「ユニバーサルデザイン」などはあった。

 過去の小中高の教科書でも「仁徳天皇陵」の記載が括弧書きや「大仙陵古墳」「大山古墳」「仁徳陵」として検定をパス。「皇太子明仁」の記載が「明仁皇太子」となったり、皇后陛下を「正田美智子」とした記載がパスしたことがあった。

 皇室や教科書問題に詳しい高崎経済大学の八木秀次教授は「憲法上の『天皇の地位』は、重い。国民の敬愛を受ける存在で、教科書では敬称を付けるべきだ」と話すが、文科省は「教科書記述の内容に誤りがあるわけではない」とする。

最終更新:1月11日(火)1時14分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000504-san-soci

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