俺の横槍

　民間調査会社の帝国データバンクが１１日発表したアンケート調査によると、環太平洋

これちゃんと無作為に選んだアンケートなのだろうか。

TPPに参加すると、ヤバイのは農林水産業だけで済まないのだが。

海外からやってくるのは安価な農作物だけじゃなくて、色々な分野のプロの人員だって受け入れを求められる可能性がある。

そういうのが集団で日本にやってきたら、競合する職種は対抗できるのだろうか。

また、単純な労働作業であったら、安価であるという理由で日本人より渡航者が優遇されることにもなるかもしれない。

すると派遣切りが云々と叫ばれる昨今、その勢いが加速しそうなものであろうけど。

まあ、企業の雇う側からしたら、そっちのほうがいいのかもしれんね。

いずれにせよ、きちんとした備えも覚悟もなく、安易に乗っていいものでない気がするのだが。

日本にとって不利な条件はできる限り飲まないようにしてほしいが、いまの政府にそれは望めないっしょ。


以下、全文。

読売新聞 1月11日(火)17時52分配信

　民間調査会社の帝国データバンクが１１日発表したアンケート調査によると、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）への参加について、企業の６５％が「必要」と考え、参加しない場合は「景気に悪影響」と見る企業が７２・４％にのぼった。

　海外需要を取り込むために、多くの企業が、ＴＰＰへの参加に強い期待を持っていることが浮き彫りになった。

　参加が必要と答えた企業を、業種別でみると、「サービス」、「不動産」、「製造業」はそれぞれ７割近かったが、「農林水産業」は３５・６％にとどまった。国内農業への影響を懸念したようだ。

　ＴＰＰの参加に最も必要なものは、「参加後の日本経済のビジョンの提示」（３５・８％）が最多で、「農業部門などへの総合対策案の提示」（１８・９％）、「政治のリーダーシップ」（１５・２％）と続いた。

最終更新:1月11日(火)17時52分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000893-yom-bus_all