いただきますと言わない…2歳児に回しげり骨折 (読売新聞)
2011.01.12 |Category …社会
内縁の妻の長男(3)に暴行を加え大けがをさせたとして、大阪府警捜査1課と黒山署
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自分が親に厳しく礼儀を教えられたので厳しくしつけようと思った。
容疑者も子供の頃、同じようにやられたということなのか。それって単に虐待の連鎖が起きただけなんじゃ……。
好き好んでやっているのか、感情に歯止めが利かずにやってしまうのかわからないけども、本当に「躾け」だと考えているなら自分のやったことを隠そうするかね。
胸を張るべきでしょ。
以下、全文。
読売新聞 1月11日(火)23時44分配信
内縁の妻の長男(3)に暴行を加え大けがをさせたとして、大阪府警捜査1課と黒山署は11日、堺市東区北野田の無職井本雅弘容疑者(26)を傷害容疑で逮捕した。
井本容疑者は「しつけのつもりだった」と容疑を認めている。府警は日常的な虐待があったとみている。
発表によると、井本容疑者は昨年7月3日頃、自宅で、当時2歳だった内縁の妻(27)の長男が食事前に大きな声で「いただきます」と言わなかったことに激高。回しげりするなどし、両足の骨を折るなど入院74日間の重傷を負わせた疑い。
井本容疑者と妻が同月6日に病院に連れて行き、骨折が発覚。病院から連絡を受けた堺市子ども相談所(児相)が府警に届け出た。前日の5日には、付近の住民から「女性が『骨が折れているのに、やめて』と叫んでいる」と市にメールで通報があった。当初、井本容疑者と妻は「階段から落ちた」と説明していたが、追及したところ、虐待を認めた。現在長男は回復し、長女とともに施設に入所しているという。
調べに対し、井本容疑者は「自分が親に厳しく礼儀を教えられたので厳しくしつけようと思った。妻と子どもには『階段から落ちたと言え』と言った」と供述している。
井本容疑者は2009年1月に内縁の妻と知り合い、妻の長女(5)、長男の4人で暮らすようになった。同年7月に近所の住民から児相に虐待を疑う通報があったほか、子ども2人が通っていた保育所でも体にあざが確認されたため、児相が調査し、昨年2月に2人を一時保護した。
児相によると、一時保護をした後、井本容疑者から「虐待はしていないので返してほしい」と求められ、内縁の妻と「きちんとする」という趣旨の約束を交わして、保護を解除したという。桜井恒男所長は「けがも深刻でなく、解除は妥当だった」としている。
近所では、子どもを怒る男性のどなり声が響くことがあった。近くに住む女性会社員(60)は「昨年の春頃、階段から落ちるような物音がして、『やめて。子どもが死んでしまう』との女性の叫び声と、男の子の泣き声が聞こえた。別の住人が『警察に電話や』と大声で叫ぶと、5分ほどで収まった」と話した。
最終更新:1月12日(水)1時20分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00001297-yom-soci