忍者ブログ
Admin§Write

俺の横槍

日々読むニュース等の感想とか

HOME ≫ Entry no.1038 「小林よしのり「愛子さまが皇太子になれるよう皇室典範改正を」(NEWSポストセブン) 」 ≫ [1043] [1042] [1041] [1040] [1039] [1038] [1037] [1036] [1035] [1034] [1033]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

小林よしのり「愛子さまが皇太子になれるよう皇室典範改正を」(NEWSポストセブン)


 今年も新年一般参賀には多くの国民が集い、日本国民統合の象徴である天皇のもと新たな年を祝った。しかしその一方で、私たちは皇室の実態についてどれほど知っているだろうか。天皇とは何か、皇室とは何か。



▽つづきはこちら

国内における地位や影響力こそその時代ごとに差があれども、2600年以上も絶えることなく続いてきた王朝の歴史。これは、世界を見回しても例がない。

今なお現存している面子を重んじる中東の王様も、元々は皇帝やら王様やらがいた欧州の国々も、だからこそ天皇のスゴさをわかっている。

そして今からこれを真似ようとしても2600年以上もの年月を必要とするわけで。その間も万世一系の歴史が刻まれ続ける限り、追いつくことはできない、スゴイものなのであるということを、日本人は知るべき。

で、このスゴイ血筋は、男系を辿れば必ず神武天皇まで遡れる、というルール(世界的にも、王朝の歴史は男系の血筋が基準になっている)に基づいて維持されてきた。

ところがここで 女系 を認めると、遡っても神武天皇に到達しなくなってしまう。すなわち王朝の歴史の終わりである。

小林よしのりは、


 明治以前には、8人の女性天皇が存在し、なかには母(斉明天皇)から息子(天智天皇)、母(元明天皇)から娘(元正天皇)へと受け継がれてきたケースもある。元正天皇の父親は草壁皇子といい、皇族だが天皇ではない。つまり、男系といいながら、母親が天皇という事実上の女系継承が行なわれてきたわけだ。



としているが、これはひどいミスリード。

母(斉明天皇)から息子(天智天皇 の継承といっても、息子の父親(舒明天皇)はやはり天皇であった。

母(元明天皇)から娘(元正天皇 の継承では 父親は草壁皇子といい、皇族だが天皇ではない。 としているが、父親が皇族なのだから男系の血筋は保たれている。

事実上の女系継承 だかなんだろうが、事実として男系継承でしかない。

男系継承とは、天皇から天皇の継承のことを言うのでなく、血筋のことを指しているのに、それをスルーして 事実上 などと問題のすり替えを行う。

こうして屁理屈をこねにこね、女系天皇を推す連中とはいったい何なのか。


以下、全文。


2011年01月10日10時00分

 今年も新年一般参賀には多くの国民が集い、日本国民統合の象徴である天皇のもと新たな年を祝った。しかしその一方で、私たちは皇室の実態についてどれほど知っているだろうか。天皇とは何か、皇室とは何か。『新天皇論』(小学館刊)がベストセラー中の漫画家・小林よしのり氏が、天皇家の「万世一系」の謎について解説する。


 * * *

 わしは新著『新天皇論』で、「万世一系」に疑問を呈した。明治憲法第一条には「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とある。一方、皇室典範は「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と定めている。男系とは、天皇の父親が天皇または天皇の血筋で、父親を遡っていけば初代神武天皇に辿り着くことになることを指す。このことから、万世一系=万世男系とのイメージが作られてきた。


 しかし、「万世一系」という言葉の使用も、「男系男子」という皇位の縛りも、実際には明治以降に限られたものなのだ。歴史を振り返ると、必ずしも厳密に男系継承が重視されてきたとはいえない。


 明治以前には、8人の女性天皇が存在し、なかには母(斉明天皇)から息子(天智天皇)、母(元明天皇)から娘(元正天皇)へと受け継がれてきたケースもある。元正天皇の父親は草壁皇子といい、皇族だが天皇ではない。つまり、男系といいながら、母親が天皇という事実上の女系継承が行なわれてきたわけだ。


 その後、明治のはじめに皇位継承を法制化するにあたっても女帝容認が検討されたが、時代の「男尊女卑」思想を考慮し、男系男子に限定されることになった。「万世男系」は「男尊女卑」思想の産物だったのだ。


 さて、男系男子に限るという、「史上最狭」の皇位継承資格によって、いま皇室に1500年来の危機が訪れている。このまま行くと皇位は悠仁さまへ受け継がれることになるが、周りに男系男子はいない。女性皇族方が続々と結婚適齢期を迎えて民間に降ると、皇居には悠仁さま一人しかいなくなる日が来るかもしれない。


 わしは、直系の愛子さまが皇太子になれるように皇室典範を改正すべきだと思っている。女性天皇も女系天皇も認めてしまえばいいのだ。同じく、真子さまや佳子さまに皇室へ残ってもらうため女性宮家の創設も検討すべきだ。


 歴史学者の田中卓氏によると、皇統を表わすには、「万世一系」よりも、吉田松陰が使った「萬葉一統」の方が的確ではないかという。皇位は、男系男子の一本の筋=一系ではなく、女帝も含めた帯=一統でつないできたということだ。歴史から見ても、女帝に道を開くために「皇室典範」を改正すべきだろう。そもそも、皇祖神である天照大神は女性神なのだから。

※週刊ポスト2011年1月21日号


引用元:
http://news.livedoor.com/article/detail/5258674/

拍手

PR

人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

●広告

●この記事へのトラックバック

TrackbackURL:

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新トラックバック

リンク


≪ 人気ブログランキング |PageTop| 国際結婚の親権ルール・ハーグ条約加盟表明へ (読売新聞) ≫

※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
Writer 【俺だよ俺俺!】  Design by NUI.T  Powered by NinjaBlog