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抱卵の放棄相次ぐ=ペンギン繁殖地に異変? ―南極・昭和基地近く (時事通信)


 【昭和基地=同行記者】南極・昭和基地の南、約20キロにある水くぐり浦のペンギン繁



▽つづきはこちら


 アデリーペンギンは雄と雌が交互に抱卵、一方が捕食に出る。



孵化できないのは残念かもしれないが、戻らぬ相方を最後の最後までがんばって待った結果、卵を抱いている親が死んでしまえば、結局は卵も同じ運命。

この場合は親だけでも生き延びるのが正しいのだろう。

でも、そうやって離散してしまった相方との関係はどうなるんだろう。何とか合流できるのだろうか。


以下、全文。


時事通信 1月8日(土)18時5分配信

 【昭和基地=同行記者】南極・昭和基地の南、約20キロにある水くぐり浦のペンギン繁殖地で、親鳥が抱卵を放棄する例が目立っている。
 アデリーペンギンは今が子育ての時期。しかし、昨年12月1日に繁殖の兆候が確認できた435の巣は、同月27日の調査で170に減少。今月6日は95に減っていた。繁殖地には「空き家」が目立ち、ふ化できなかった卵が無造作に転がる。
 第52次南極観測隊でペンギン調査を担当する国立極地研究所の准教授高橋晃周隊員(37)は「アデリーペンギンの繁殖調査は5回目だが、こんなに多く放置された卵を見たのは初めて」と驚く。
 アデリーペンギンは雄と雌が交互に抱卵、一方が捕食に出る。高橋隊員は「絶食できるのは1~2週間。今年は海氷が厚く潜れる場所が少ないため、餌捕りに時間がかかる可能性がある。ペアの相方が戻らず、命の危険を感じたもう1羽が卵を諦め、餌を捕りに出かけてしまうのかも」と推測している。 

最終更新:1月8日(土)18時6分


引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110108-00000090-jij-soci

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