被災車両、処分わずか2割…所有者の確認遅れ (読売新聞)
2011.09.24 |Category …社会
東日本大震災の被災地で、津波に遭った車両の廃車処分が滞っている。 宮城、岩手、福島3県の被災車両は計約23万9000台に上ると
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回収されて積み重なっている車両を、修理して使用できるかといえば難しい気がするし。
処分できなければ場所を食ったり安全面に難があったり、いろいろと問題があるのだから、強行してでも処分を進めるのも仕方がないような。
車内に残された私物を保管して、車両の特徴的なパーツなりを切り取って、持ち主が現れたら手渡す、みたいな感じで。
以下、全文。
読売新聞 9月24日(土)14時36分配信
東日本大震災の被災地で、津波に遭った車両の廃車処分が滞っている。
宮城、岩手、福島3県の被災車両は計約23万9000台に上ると推計されるが、このうち廃車処分されたのは全体の2割程度とみられる。所有者の確認が遅れているうえ、職権で処分することに自治体が及び腰になっているのが原因だ。関係者からは、野積みされた車両から出火するなどの危険性を指摘する声も出ている。
被災車両の台数は、乗用車の所有率や浸水住宅数などからの推計で、宮城県で約14万6000台、岩手県で約4万3000台、福島県で約5万台。自治体は路上などに放置された被災車両の回収を進めており、宮城県は3か月間、岩手県も2週間の公告期間を過ぎても所有者が名乗り出ない場合は、解体業者への引き渡しを認める通知を自治体に出している。
だが、国土交通省東北運輸局によると、今年4~8月に3県で廃車処分された車は計約6万台。この中には通常の廃車分も含まれ、同運輸局は「実際に廃車された被災車両は全体の2割程度では」と話す。
最終更新:9月24日(土)14時36分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110924-00000462-yom-soci