<アカデミー賞>「ザ・コーヴ」受賞に和歌山反発(毎日新聞)
2010.03.09 |Category …社会
第82回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の長編ドキュメンタリー賞に日本のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」が受賞したことについて、和歌山県太地町の三軒一高町長と同町漁協の水谷洋一組合長は「漁は県の許可を得て適法・適正に行っている。(作品は)科学的根拠に基づかない虚偽の事項を事実であるかのように表現しており、(授賞は)遺憾だ。さまざまな食習慣があり、地域の伝統や実情を理解したうえで相互に尊重する精神が重要だ」とするコメントをそれぞれ発表した。
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薄汚い、本当に薄汚い。事実の一部分を切り取り、都合のいいように捻じ曲げて、宣伝の材料にする彼らのなんと浅ましいことだろう。そしてこんなものに賛同することで自己満足と優越に浸ってるやつらも同様に下劣だ。
わかりやすく言うとだな、こういうクソみたいな映画を喜んで見るやつも同様にクソってことだ。
ま、現代人の痩せこけた良心を癒して差しあげる、真っ当なビジネスだという見方もできるわけだが。
そういうクズ相手に妥協するのは本当に逆効果だ。たとえ映画の宣伝になってしまったとしても徹底的に抗議して欲しいと思う。
沈黙=肯定=非を認める、といった心象誘導に引っかかるほうがまずい事態になる。
以下、全文。
3月8日13時21分配信 毎日新聞
第82回アカデミー賞(映画芸術科学アカデミー主催)の長編ドキュメンタリー賞に日本のイルカ漁を告発した米映画「ザ・コーヴ」が受賞したことについて、和歌山県太地町の三軒一高町長と同町漁協の水谷洋一組合長は「漁は県の許可を得て適法・適正に行っている。(作品は)科学的根拠に基づかない虚偽の事項を事実であるかのように表現しており、(授賞は)遺憾だ。さまざまな食習慣があり、地域の伝統や実情を理解したうえで相互に尊重する精神が重要だ」とするコメントをそれぞれ発表した。
捕鯨で知られる同町では、鯨類追い込み網漁としてイルカ漁にも町漁協の約10人が従事している。漁を許可している県などによると、今年の漁獲枠は2845頭。県の担当者は「江戸時代から約400年続く食文化なのに……」と困惑している。
この映画を巡っては、町と姉妹都市提携しているオーストリラリアのブルーム町に抗議のメールや手紙が届き、提携が一時停止されるなど影響が出ている。しかし、町内には、「反発すれば、映画の宣伝になるだけ」という声も強く、関係者の口は重い。
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100308-00000043-mai-soci