12年採用の8割1050人を外国人 ファストリ、国際化加速 (産経新聞)
2011.02.04 |Category …経済
カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、2012年の新入社員採用のうち約8割にあたる1050人を外国人とすることが3日、わか
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戦力の確保は現地にて、という意味なら理にかなっているともいえるが、そこから本社に引っ張ってきたりとか、国内店舗の店長にまで、ともなると、「うーん……」という感じが。
確かに「企業のグローバル化」が目的であるなら、日本人を育て上げるより外国人をあっちこっちから取り入れたほうが早いわな。
企業としては、その選択は間違っちゃいないんだろうけどなあ……。
以下、全文。
産経新聞 2月3日(木)12時27分配信
カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、2012年の新入社員採用のうち約8割にあたる1050人を外国人とすることが3日、わかった。ファストリは今後、中国などアジアを中心に年300店ペースの出店を計画しており、現地の店長のほか、本社の管理部門にも登用する外国人の幹部社員候補を増やし、海外展開を加速する。
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すでに欧米や中国、韓国などのほか、未進出の地域も含め、現地の大学で説明会を開くなど、採用活動を進めている。
12年は採用予定の1300人のうち1050人、13年も1500人のうち1250人を外国人とする。すでに11年の採用内定者約1000人のうち750人が外国人で、割合は7割を超えている。
外国人採用は、日本人と同様、年齢制限は設けず、大学や大学院卒業の新卒に加え、中途も対象にする。入社試験は原則、日本での採用と同じで、筆記試験と面接3回、店舗の実務経験をするインターンシップを行う。
現在は英国と中国、韓国、台湾の4カ国で採用活動を行っているが、これを店舗のあるほぼすべての国に拡大。各国の有名大学でポスターの掲示や大学3、4年生を対象とした説明会を開く。さらに欧州や南米など未進出の地域の学生も対象にする予定。
入社後は現地や海外での店長として勤務し、優秀な人材は現地法人の管理職だけでなく、ファストリ本社の役員など経営幹部に登用する。国内店舗でも、将来は全体の4分の1から3分の1が、外国人が店長を務めることになるという。
ファストリでは、日本人の店長や本部の管理職など約900人全員を5年以内に海外で勤務させる方針も打ち出しており、海外売上高比率5割超の達成に向け、社員のグロバール化を急ぐ。
最終更新:2月3日(木)15時37分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110203-00000538-san-bus_all