原発事故対応は「大失敗」=官邸に備えなく、情報不十分―菅前首相 (時事通信)
2012.02.29 |Category …政治
菅直人前首相は3月11日で東日本大震災発生から1年となるのを前に時事通信のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故について「事前の備えがあまり
▽つづきはこちら
「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」
なんで「強いて言うなら」みたいなノリなの。首相の不手際のせいで悪化したって、すでにバレちゃっているんだけど。
だいたい、意味がどうとか、解釈によっては、みたいな話でないからね。事前の備えが不十分だったとして「なぜ備えなかったのか」ということだよ。これまで備えがなかったからこれからも不要だと思った、などと釈明しても、責任回避できてないよ。
「東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分だった」とし、その原因については「全部『3・11』前になる。つまり全電源喪失を一切想定しなかったからだ」と断じた。
そうだね、想定してないよね。前年度の訓練とか。
……そういう方向で言い訳をすると、ますますなぜ
事前の備えがあまりにも不十分だったのか、って話になっちゃうけど、いいのかな。
菅氏は「首相が陣頭指揮を執るのは例外だ。今回はやらざるを得なかったからやった。(官邸執務室に)黙って座っていても何も情報が来なかった」と釈明。
黙って座っていて情報がくると考えるほうがどうかしているわ。
指示を出せよ。「現状を報告しろ」って。
以下、全文。
時事通信 2月28日(火)15時44分配信
菅直人前首相は3月11日で東日本大震災発生から1年となるのを前に時事通信のインタビューに応じ、東京電力福島第1原発事故について「事前の備えがあまりにも不十分だった。備えがなかったという意味で大失敗だった」と述べ、事故を想定していなかった政府や東電の対応に大きな問題があったとの認識を示した。
菅氏は「それ(備え)があればもっと事故も放射線被害も大きくならずに済んだと思うだけに、責任を感じる」と指摘。同時に「東電から上がってくる情報そのものが極めて不十分だった」とし、その原因については「全部『3・11』前になる。つまり全電源喪失を一切想定しなかったからだ」と断じた。
政府の初動対応をめぐり、民間の「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)は、官邸が過剰に現場に介入したなどとする報告書をまとめた。これに関し、菅氏は「首相が陣頭指揮を執るのは例外だ。今回はやらざるを得なかったからやった。(官邸執務室に)黙って座っていても何も情報が来なかった」と釈明。震災翌日にヘリで原発視察に向かったことについても「黙って見ているときではなく、現場で実際に対応している所長に、きちんと話を聞かないといけないと思った」と語った。
最終更新:2月28日(火)16時39分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000074-jij-pol