民主党執行部の冷遇に怒りの決起、相原氏ら比例議員の会派離脱騒動 (カナロコ)
2011.02.21 |Category …政治
「クーデター」とも「パフォーマンス」とも評され、政界を揺るがす民主党の相原史乃氏(衆院比例南関東、同党県連所属)ら16人の会派離脱騒動。全員が小沢
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「選挙区を持たない私には南関東の皆さんが恩人。マニフェスト(政権公約)を実現して恩返しをします」
マニフェスト(笑)がいかに非現実的なものであることが露呈しても、徹底して実現を目指す(ただし実際に成果が出るのは売国亡国に繋がる項目だけ)という点で小沢と同じ方向性なわけね。
単に小沢に追随しているだけかもしれんけど。
あくまで疑似餌で有権者(笑)を釣ったのだから、それを取っ払ったら「ただの嘘つき」という事実しか残らない。しかし、他の党員が夢を諦める(笑)中でひたすら突き通すことで、大儀とか色々、そういうものを錯覚させることができるわけだ。
「自分はがんばったのに、党内での諦める向きが強すぎて、ダメだった」と。
最後の最後まで、おいしくマニフェスト詐欺を味わっているのが、こういう一派であるわけだ。
「『選挙区出身』『比例出身』などと議員を選別せずにフラットに対応していれば
いくらマスゴミのなりふり構わぬ援護が当選に繋がったからと言って「個人への票」と「党への票」の差は、無視できない要素なんじゃないかね。
あからさまな冷遇を憂ければ、そりゃ「なんだよ」と感じるだろうし、ひどい話だとは思うが、自分のほうから「待遇を同じにしろ」と声高に叫ぶのは、ちょっと感覚としてどうなんだろう……。
以下、全文。
カナロコ 2月21日(月)8時0分配信
「クーデター」とも「パフォーマンス」とも評され、政界を揺るがす民主党の相原史乃氏(衆院比例南関東、同党県連所属)ら16人の会派離脱騒動。全員が小沢一郎元代表に近く、政局がらみで語られるが、比例単独議員であることも共通点だ。「菅直人首相誕生後の民主党新執行部の冷遇に怒り比例議員が決起した」(同党県内議員)との見方も広がり始めている。
「選挙区を持たない私には南関東の皆さんが恩人。マニフェスト(政権公約)を実現して恩返しをします」。相原氏は1月7日、川崎市内で開かれた樋高剛環境政務官(18区)の「新春の集い」に来賓として出席しあいさつした。
小沢元代表の側近でもある樋高氏の配慮。樋高氏は集いの中で「民主党が割れることはない」と断言した。ただし「マニフェストを完全実施していくため」との条件付き。この前提が崩れつつあるのは明らかだ。
岡田克也幹事長ら同党選対関係者は就任当初、「統一地方選へ向け小選挙区候補の足場を固める」として、衆院比例単独議員への政治活動資金の減額を検討。当事者(比例議員)以外からも党内批判が高まったことから方針を見直したが、大きなしこりを残した。
その解消も目指しこの国会開会の前後から、党選対参加による衆院ブロック別意見交換会を実施。比例議員からは「党の指示で所属ブロック内の統一地方選激戦区へ手伝いに入る」などの提案も示されたという。ところが「選対幹部からの回答は『寄せられた意見を党役員会に示すかどうかは約束できない』どまりだった」(参加議員)としている。
意見交換会に参加した岡本英子氏(3区)は「あれでかえって溝が深まってしまった」。岡田幹事長らの姿勢について「『選挙区出身』『比例出身』などと議員を選別せずにフラットに対応していれば、ここまでの騒動にはならなかったのでは」と指摘しつつ、「私が主張したところで『あなたは小沢元代表に近い人』と選別されて終わり」とため息だ。
その岡田幹事長だが今回の騒動を「パフォーマンス」と断じた。それを「単にけしからんと断じるのではなく、くめる意見はくむべきだ」と真っ先に戒めたのが斎藤勁同党国会対策委員長代理だった。斎藤氏も比例単独議員(衆院比例南関東)。混迷が深まる中で、党執行部と相原氏ら16人との「橋渡し役」として、斎藤氏への注目も集まり始めている。
最終更新:2月21日(月)13時15分
引用元:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110221-00000012-kana-l14