俺の横槍

　枝野官房長官は１９日、北海道を訪れ、海上保安庁の航空機で北方領土の国後島と歯舞群島を上空から視察した。北方相を兼務する枝野氏

上空からの視察でも、何もやらないよりはよいのだろうけど。

効果的なカードが手元にない今、どうがんばって現状維持が精一杯。それだってちょっとしたことで大幅な悪化を招くことがある。

いっそのこと「領空侵犯」してみたらどうだろう。

もちろん相手はあのロシアのことだから、航空機は撃ち落されるだろう。けれど、そのくらい事を荒立てれば、いやでも国民が北方領土について考えることになる。

国民の総意として、北方領土を取り戻す決意を固めるのか、すっぱり諦めるのか。今後の指針になるかもしれない。

また、日本の主張としても「あくまで日本領」の上を通過しているときにやられることになるわけで、正当な理由でもってロシアへの支援を打ち切ることができるはず。

なーんて素人考えの外交なんてのは、民主党のそれと変わらないから意味がないんだが。マジで戦争の火種なんかになっちまったら大いに困る。

まあ妄想ね、妄想。


以下、全文。

読売新聞 2月19日(土)20時32分配信

　枝野官房長官は１９日、北海道を訪れ、海上保安庁の航空機で北方領土の国後島と歯舞群島を上空から視察した。

　北方相を兼務する枝野氏の北方領土視察は、就任後初めてだ。視察後、枝野氏は記者団に、「思った以上にものすごく近い。私が実感した近さを皆が知れば、この問題に対する関心は大きくなるのではないか」と語った。ロシアの閣僚らによる北方領土訪問などの動きについては、「静かな環境で（領土）交渉が進むような努力を呼び掛ける」と述べ、ロシア側に自重を促した。

　枝野氏は北海道根室市で元島民らと懇談した。元島民らは、ロシア閣僚らの北方領土訪問を「怒りがおさまらない」と批判した。枝野氏は「若い人に関心を持ってもらうために知恵を出せないか考えたい」と述べ、北方領土問題に関する学校教育の充実を検討する意向を示した。

最終更新:2月19日(土)20時32分

引用元：
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110219-00000670-yom-pol